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2012年8月14日 フィスコ

中小型株や仕手系色の強い低位材料株へ集中

 週明けの欧米市場がまちまちだったこともあり、手掛かり材料難から方向感の掴み
づらい相場展開が続きそうである。昨日13日の東証1部の売買高・売買代金ともに今
年最低を記録している。市場参加者が限られるなか、先物主導での仕掛け的な動きも
出難いため、日経平均はこう着感が強まることになりそうだ。
 また、8月SQ値(8914.81円)が上値抵抗として意識されやすく、これを捉えてこな
いと商いは膨れづらい。一方、上値の重さが嫌気されたとしても、欧米の金融緩和期
待が下支えとなる。今晩には独・仏・ユーロ圏の4-6月GDPの発表が予定されている。
低成長率となれば、より金融緩和期待につながる可能性もあり、見極めたいとのムー
ドにつながる。

 そのため、物色の流れは中小型株や仕手系色の強い低位材料株へ集中することにな
りそうである。個人主導の相場展開のため、たとえ仕手系材料株としても中核的な銘
柄が出現し、これに関連する銘柄への波及がみられることになる。SNSや省エネ、復
興などのテーマ銘柄への物色となれば、幕間つなぎ的ながらも投資家のセンチメント
は悪化しないだろう。さらに、動きの良い銘柄に短期資金が集中しやすいため、トレ
ンドを強めてくる銘柄も出てきそうである。

 なお、13日のNY市場でダウ平均は38.52ドル安の13169.43、ナスダックは1.66ポイ
ント高の3022.52。シカゴ日経225先物清算値は、大証比15円高の8885円。ADRの日本
株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、日東電<6988>が小じっかり。半
面、NTT<9432>、コマツ<6301>、パナソニック<6752>が小安いなど、対東証比較(1ド
ル78.33円換算)で高安まちまちだった。