家計再生コンサルティング
【第9回】 2012年8月31日 横山光昭

「その車、本当に必要ですか?」
“金食い虫”の自家用車の維持コストを考えよう!

前回までは家計の固定費のなかでも最も金額が大きい住居費のお話をしましたが今回は車です。購入費用が高額になる上に、購入後も維持費(ガソリン代など)に税金、10万円前後かそれ以上かかる場合も多い車検費用など、ほとんど"金食い虫"といっていいほど。家計再生中の人は"贅沢品"という認識を持つべきでしょう。そんな車関係のお金を節減する方法を考えます。

車にかかるコストをきっちり意識しよう

 若者の車離れが取りざたされるようになって、もうずいぶん経ちます。たしかに、都心に住んでいる人の家計を診断させてもらうと、車を持っていないケースも多くなりました。

 世の中的には「車やブランド品、海外旅行などに興味を失った若者は、覇気がなくてなげかわしい」みたいな空気もあります。が、家計管理を考える上では、それは決して悪いことではありません。

 というのも、冒頭でもお話ししたように、車は非常に便利な反面、持っているだけでなにしろお金がかかるからです。

車にかかるコストをきっちり意識しよう一度しっかりコストを計算してみよう!【イラスト/斎藤ひろこ】

 恐らく、いま覇気がないといわれる若者たちだって、好景気でお金が余っていた時代にタイムスリップすれば、きっと車を持つのではないかと思います。この閉塞した経済状況の中で、お金がかかる車への興味を放棄するというのは、経済観念がしっかりしている証拠ともいえるのかもしれません。