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2012年9月13日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~米アップルがiPhone5の発売を発表

13日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:FOMC結果待ち、さすがに期待感では手掛けづらい
■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の買い越し
■前場の注目材料:米アップルが「iPhone5」の発売を発表、スマホ関連に関心が高
まるか

■FOMC結果待ち、さすがに期待感では手掛けづらい

☆日経225想定レンジ:上限9020円-下限8890円

独憲法裁判所は12日、欧州安定メカニズム(ESM)を条件付きで合憲と判断した。予
想された結果ではあるが、危機対策の進展は改めて評価されることになろう。一方、
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策判断を見極めたいとする模様眺めムードが強まり
やすいと考えられる。

そのため、全体としてはこう着感の強い相場展開が予想される。日経平均は昨日の大
幅上昇によって25日線を捉えており、短期的な達成感も意識されるところ。週末の先
物・オプションSQを控え、権利行使価格の9000円を捉えてくる可能性もあろうが、
FOMC待ちの流れから、大幅上昇の反動に。

昨日の大幅上昇については、日航再上場に伴う換金売り圧力が後退したほか、ポジシ
ョン調整に伴うショートカバーの動きもあったとみられる。日航再上場に伴う換金売
りについては、国内は11日までだったが、海外は13日までとなるため、改めて海外勢
による売り圧力が意識されそうである。

また、日経平均は大幅に上昇したものの、売買代金は8731億円と低水準であり、薄商
いの中をインデックスに絡む商いによって振らされている。先物市場の動向や指数イ
ンパクトの大きい値がさ株などを睨みながらの展開になる。

物色としては欧州の危機対策の進展を好感し、金融セクターのほか、ユーロ高メリッ
トが意識される精密セクターなど。そのほか、米アップルの「iPhone5」発表を手掛
かりとした関連物色。フェイスブックの底入れからSNS関連などに注目。一方、景気
対策が期待される中国だが、政治リスクが高まっており、中国関連は避けられそうで
ある。

■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の買い越し

朝の外資系証券7社経由の注文状況は、売り1090万株、買い1150万株、差し引き60万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月 6日(木):250万株の買い越し
9月 7日(金):1520万株の買い越し
9月10日(月):270万株の買い越し
9月11日(火):260万株の売り越し
9月12日(水):540万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国市場はFOMC見極めムードで上値が重い
・米アップルが「iPhone5」の発売を発表、スマホ関連に関心が高まるか

・米フェイスブックが7%超の上昇、SNS関連の動向にも注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 対外対内証券売買(週間分、財務省)
10:30 20年国債の入札結果発表
11:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

10:00 韓国中央銀行が政策金利発表(現在3.00%、0.25%利下げの可能性)