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2012年9月18日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテなど中国関連の一角が下落

18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・中国情勢への不安も緩和期待が押し上げ要因
・ドル・円は78円57銭、日中関係悪化懸念などで下げ渋る展開
・中国の反日デモの影響懸念、ファーストリテ<%%%9983%%%>など中国関連の一角の下落が目
立つ

■中国情勢への不安も緩和期待が押し上げ要因

日経平均は小幅に続伸。14.15円高の9173.54円(出来高概算9億4000万株)で前場の
取引を終えている。欧州や米国の政策判断によって流動性が供給されることになり、
相対的に出遅れ感が強い日本株への資金流入が期待されている。また、18-19日に開
催される日銀の金融政策決定会合での緩和期待が高まっている。

一方、日本政府による尖閣諸島の国有化に反対する反日デモが中国各地で激化。18日
には大規模なデモが警戒されており、小売セクターなど関連株が安く、上値を抑える
要因に。

東証1部の騰落銘柄は値上がり1037に対して値下がり467、変わらず168と、値上がり
数が6割を超えている。しかし、ファーストリテイリング<%%%9983%%%>が5%超下げとなった
ほか、ホンダ<%%%7267%%%>、資生堂<%%%4911%%%>、セブン&アイ<%%%3382%%%>、イオン<%%%8267%%%>などの中国
関連の弱い値動きが重しに。

中国情勢が不安材料となり、上値追いには慎重である。ただし、満州事変の発端であ
る18日を通過すればひとまず落ち着きが戻るとの見方もされている。また、日銀の金
融政策決定会合での緩和期待が高まっているなか、景気敏感セクターを中心とした見
直しの流れが意識される。

そのほか、米アップルは17日、「iPhone5」の予約台数が受け付け開始24時間で200万
台を超えたと発表。村田製<%%%6981%%%>が上げ幅を広げてくるなど、関連銘柄への物色は活
発である。

中国の動向への警戒から関連銘柄への物色は避けられようが、緩和期待を背景とした
インデックス売買などが全体相場の底堅さにつながることになりそうである。


■ドル・円は78円57銭、日中関係悪化懸念などで下げ渋る展開

ドル・円は78円57銭付近で推移。18-19日の日本銀行金融政策決定会合での景気判断
の下方修正、追加緩和策、日本政府・日本銀行による円売り介入のポリシーミックス
への警戒感、日中関係悪化懸念で下げ渋る展開。ドル買いオーダーは78円20-30銭、
ドル売りオーダーは78円90銭-79円10銭に控えている。

ユーロ・ドルは、1.3120ドルから1.3090ドルまで軟調に推移。ユーロ買いオーダーは
1.3070-80ドル、ユーロ売りオーダーは1.3180−00ドル、1.3200ドルにはオプショ
ン・バリアーが控えている。

12時18分現在のドル・円は78円57銭、ユーロ・円は102円95銭、ポンド・円は127円69
銭、豪ドル・円は82円28銭付近で推移。上海総合指数は、2066.26(前日比-0.59%)
で推移している。

■後場のチェック銘柄

・中国の反日デモの影響懸念、ファーストリテ<%%%9983%%%>など中国関連の一角の下落が目
立つ
・様子見のなか、日中関係悪化が上値抑制も日銀の追加緩和期待などで底堅い

・後場も中国関連の動向に警戒、不動産や資源関連に注目へ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 日銀金融政策決定会合(19日まで)
16:00 藤村官房長官、定例記者会見