ザイスポ!
2012年9月24日 ザイ・オンライン編集部

安いか、高いか!?
今、大ブームの「街コン」のコスパを検証!
28歳OLが潜入してきた! ~渋谷編

期待に胸を膨らませて入った1軒目はなんと……

 さっそく1軒目。店に着くなり「お帰りなさいませ、お嬢様!」。なんと、そこはメイド喫茶であった! 合コン会場にメイド喫茶とは……。

 会場には35人くらいの男女がいた。店に入ると座る席を指定され、男女2名ずつが交互に座ることになった。ドリンクは飲み放題で、筆者はビールを注文。そそくさとビールを運んできたメイドは「萌え萌えキュン!」とグラスに向けて"ビールが美味しくなるおまじない"をかけてくれた。いきなりちょっと引く。

 さて、最初のメンズとのお立ちあい。隣りに座ったのは、20代前半の原宿によくいそうな男の子だった。年下に興味のない筆者に、向こうもこちらにまったく興味を示さない。話すこともなく、その間も後方で「萌え萌えキュン!」の声が響く。

 しかし、席を移動したいが移動できる雰囲気でもない。せめて食事を……とテーブルの奥に目をやると、すでに空っぽになったお皿が。どうやらサラダやグラタンが出されていたようだが、十分な量とはいえず、無くなったからといって補充されるわけでもない。早い者勝ちのようだった。

 お寒い空気が流れる中、逆隣りにイケメンの二人組が座ってきた。ちょっとテンションが上がる。とりあえず「何のお仕事をしてるんですか?」と聞いてみると、30歳の広告営業マンと27歳のショップ店員のコンビだった。「職場に女性がいないから、彼女が欲しくて今日は来たんです」という彼ら。街コン参加は初めて、と言うが、とても話し上手で場を盛り上げてくれた。が、気がつくと、この街コン主催者のスタッフとも親しげに話をしている。そこでピンときた。「こいつらサクラだな……」。

 店内を見回すと、かなり盛り上がっているテーブル、静かなテーブルとさまざま。目に入ったある男子はワインをガンガン頼んでいた。単にワインが好きなのか、それとも酒の力を借りて女子にガンガン行こうとしているのか。

 30分後、「店を移動してくださ~い!」と主催者のスタッフから終了の合図が。サッと席を立つ人もいれば、番号交換をする人たちも。私たちも、とりあえず社交辞令的に広告マンと名刺交換した。なんとなく盛り上がった気もするが、大した話ができたわけではなかった。「街コンってこんなもの?」と思いつつ、次の店へと移動。

「イケてない男の子はパス!」”勝ち組街コン女子”を見た2軒目

 2軒目はオシャレなカフェで、参加者は25人ほど。私たちは適当な席に座り、男性が来るのを待った。

ハッキリ意思表示するのは大事!

 しばらく店内の様子をウオッチしていると、驚いたことに、隣りに座ろうとした男性に断りを入れている女子がいた。そしてスタッフに「あの人たちを連れて来てほしい」と指示している。なるほど「お金払ってるんだから、興味のない男としゃべっている時間はないのよ!」ということか。これはなかなか賢い作戦だ。

 私たちのところにはまだ誰も来ないが、とりあえずビールを注文。つまみにえびせんが一皿出てきた。5分、10分と経つが、私たちのテーブルに誰一人男が来ない……。微妙な表情をする私たちに、スタッフが「待ってるだけじゃ来ないですよ」とヘラヘラと一言投げかけてきた。しかしながら、余っている男がいないのだ。主催者発表は男女比率5:5のはずだが、明らかに女子が多い。

 結局最後まで男性と話すことはなく、フードもえびせんのみ。これはちょっとヒドイくない……? 予定時間の30分後、私たちは街コンに大きな不信感を抱きながら、次の店へと移動した。