最新株式ニュース
2012年9月25日 フィスコ

内需系を中心に中間配当狙いの流れ

 外部環境の不透明感により、日経平均は9000円処でのこう着感の強い相場展開にな
りそうだ。ギリシャやスペインの債務問題や独9月のIfo企業景況指数は5ヶ月連続で
低下するなど、ユーロ圏を巡る懸念が再燃。また、独仏首脳会談で欧州銀行監督一元
化について導入時期で意見が対立したことも嫌気され、24日の欧米市場は軒並み弱い
値動きだった。
 欧州問題が重荷となり、NYダウは続落。また、米アップルは「iPhone5」の世界販
売が発売3日間で500万台を超えたと発表したが、一部アナリストの予想に届かず下
落。業績見通しを発表した米キャタピラーは、時間外で一段安となっている。さら
に、中国情勢の緊張も引き続き手控え要因となろう。

 物色については、景気敏感セクターは引き続き手掛けづらくなり、流れとしては内
需系にシフトしやすい。また、材料系については、アップル関連は利食いに向かいや
すいほか、フェイスブックが弱い動きをみせており、SNS関連なども手掛けづらそう
だ。そのため、3月決算企業の9月中間期末の権利取り最終日となることもあり、高配
当利回り銘柄への物色が中心になりそうである。

 翌日の権利落ち分が70円程度とみられており、現在の水準では権利落ち後に日経平
均は9000円を下回る局面が警戒されそうである。ただし、その後の配当の再投資とい
った買い需要への期待や日経平均の3月高値の絶対期日を今後通過してくるため、需
給面が下支えとなる可能性もある。25日線が位置する9000円辺りがサポートとして機
能するとみれば、配当狙いは有効となりそうだ。そのほかは、外部環境の影響を避け
る格好で、新興市場の中小型株に。

 なお、24日のNY市場でダウ平均は20.55ドル安の13558.92、ナスダックは19.18ポイ
ント安の3160.78。シカゴ日経225先物清算値は大証比5円安の8985円。ADRの日本株は
トヨタ<%%%7203%%%>、三井住友<%%%8316%%%>、三菱商<%%%8058%%%>、コマツ<%%%6301%%%>、ブリヂストン
<%%%5108%%%>、ニコン<%%%7731%%%>など、対東証比較(1ドル77.84円換算)で全般小安い。