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2012年9月27日 フィスコ

3月高値の絶対期日、需給改善を意識した個別物色に

 スペイン国債利回りが6%を上回る水準に上昇するなど、スペインとギリシャをめ
ぐる懸念が高まるなか、26日の欧州市場は大幅に反落。この流れを受けた米国ではNY
ダウが4営業日続落となった。シカゴ日経225先物清算値は大証比55円安の8865円であ
り、これにサヤ寄せする格好での弱含みの展開が予想される。
 日経平均は26日の大幅な下げによって心理的な支持線だった25日線をあっさり割り
込み、MACD、パラボリック、新値足などのシグナルが陰転した。目先的にはボリンジ
ャーバンドの-1σが位置する8830円辺りや、-2σの8675円辺りが意識される。まず
は-1σでのボトム形成をみせたいところであろう。

 物色の流れとしては引き続き内需系に向かいやすい。欧州懸念に加えて中国情勢へ
の警戒も強い。上海指数はインフラ政策にも係わらず3年7ヶ月ぶりに一時2000を割り
込んだ。テクニカル的にはリバウンドもあろうが、中国の反発を素直に好感する地合
いではないだろう。個別ではNTTドコモ<9437>がソーシャルゲームに参入すると報じ
られている。SNS関連への波及が期待されるところである。

 そのほか日経平均の3月高値の絶対期日となり、高値期日が意識される銘柄など
は、期日明け後の需給改善を意識した流れが期待されそうである。慎重姿勢は崩せな
いだろうが、直近の調整で一気に需給整理が進捗したとみられる銘柄などへは、押し
目のタイミングを見極めるところであろう。

 なお、26日のNY市場でダウ平均は44.04ドル安の13413.51、ナスダックは24.03ポイ
ント安の3093.70。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、コマツ<6301>、ブ
リヂストン<5108>、京セラ<6971>など、対東証比較(1ドル77.73円換算)で全般軟調
だった。