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2012年9月28日 フィスコ

中国の動向に振らされやすい一日になりそう

 スペイン政府は27日、歳出削減に重点を置いた2013年予算案と経済改革の行程表を
発表し、同国支援の可能性を巡る期待感が高まった。これを好感する格好から米国で
はNYダウが5営業日ぶりに反発しており、この流れを引継ぐ格好から日経平均は堅調
なスタートが期待される。
 ただし、買い一巡後は中国の動向に振らされる展開になりそうだ。27日の日経平均
は上海指数の急伸をキッカケに先物主導で買い戻しにつながった面がある。中国では
国慶節を前に、追加の景気刺激策を発表するとの期待が高まっており、発表を見極め
たいところであろう。発表が見送られるようならば失望につながり、前日の反動もあ
るため一波乱を警戒しておく必要がありそうだ。

 本日は3月決算企業の中間期末、週末・月末最終日となり、積極的には手掛けづら
い状況である。とはいえ、月末のドレッシング買いに対する期待のほか、日経平均は
3月高値の絶対期日を通過した。高値期日が意識されていた銘柄などは、期日明け後
の需給改善を意識した流れが期待される。

 尖閣諸島問題を巡る緊張から中国の反発を素直に好感しづらい地合いではあるが、
先物主導によるインデックス売買の影響を受けやすいこともあり、中国の動向に振ら
されやすい一日になりそうだ。

 なお、27日のNY市場はダウ平均が72.46ドル高の13485.97、ナスダックが42.90ポイ
ント高の3136.60。シカゴ日経225先物清算値は大証比変わらずの8960円。ADRの日本
株は三井住友<8316>、コマツ<6301>、京セラ<6971>が小安い。半面、ホンダ<7267>、
キヤノン<7751>、ブリヂストン<5108>が小じっかりなど、対東証比較(1ドル77.6円
換算)で高安まちまち。