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2012年9月28日 フィスコ

グリーや海運株など

<3632>  グリー  1429  +47
反発。NTTドコモ<9437>の交流ゲーム参入報道を受けて、昨日は同社やDeNA
<2432>などSNS関連銘柄が競争激化懸念で急落する展開となった。ただ、本日は両
社ともにリバウンドの動きが先行。ノウハウの強み、市場自体が一段と活性化する可
能性などから、影響は限定的と捉える見方なども観測されているようだ。また、中間
期末といったカレンダー要因も、買い戻しの動きを早めさせる格好のようだ。
海運株
業種別下落率トップでほぼ全面安。メリルリンチ(ML)では業界の投資判断を「中
立」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、個別でも、大手3社の投資判断を同様
に格下げしている。業績下方修正リスク、バランスシートリスクなどから、株価のア
ップサイドは限定的との見方。なお、中国市場は売り先行後に切り返すが、好反応は
限定的にとどまっている。

<8304>  あおぞら銀行  239  +7
買い先行。前日はサーベラスの保有株売却意向表明が伝わり急落する展開となってい
たが、本日は目先筋の買い戻しなどが先行する形にもなっている。サーベラス保有株
の売却先によっては、他の金融機関との提携などが浮上するといった見方にも。ま
た、ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、
資本再構成プラン承認で、高配当性向/自己資本比率、堅実な財務体質から導かれる
ディフェンシブ/高配当という特性が、市場で再認識されると考えているもよう。

<6857>  アドバンテスト  1015  -30
さえない。大和では、順調だった受注トレンドが8月は一転して低調となり、9月も低
位に着地する可能性が高まっていると指摘。第2四半期受注高はガイダンス下限を下
回ると想定しているようだ。株価には同業他社と比較して高いプレミアムがついてい
るが、許容しにくい状況にもなってきたとしている。

<4503>  アステラス製薬  3965  -80
売り優勢。上半期営業利益は前年同期比10%減の750億円前後になる見通しとの観測
報道が伝わっている。欧米でのプログラフ減少に加えて、薬価改定による国内での原
価率上昇などが響くもよう。会社側の期初予想並みの水準とされているが、第1四半
期の実績などから、アナリストコンセンサスは850億円レベルにまで高まっていたと
みられる。

<4452>  花王  2300  -54
売り優勢。上半期営業利益は520億円、前年同期比10%減程度になりそうだとの観測
報道が伝わっている。従来予想530億円は下回る見通しと。欧州向けの化学事業苦戦
に加えて、国内ヘアケア商品も伸び悩む格好のようだ。第1四半期が同29%減益と低
調なスタートとなっていたため、下振れは想定線とも捉えられるが、相対的に株価は
高値圏にあり、利食い売りのきっかけにされる格好へ。

<8570>  イオンクレジットサービス  1680  +48
買い優勢。前日に上半期の決算を発表、営業利益は129.3億円で前年同期比26%増益
となり、従来予想の117億円を上振れる着地となっている。3-5月期の同38%増益に続
いて、6-8月期も同18%増益と2ケタ成長ペースが続く格好に。来年にはイオン銀行の
完全子会社化に伴う銀行持ち株会社への移行を控えているが、足元の業績の安定感、
海外事業の拡大傾向などを評価する動きが先行する形へ。

<9719>  SCSK  1374  +46
続伸。前日にはモルガン・スタンレー(MS)が目標株価1600円で新規に買い推奨、本
日はメリルリンチ(ML)も目標株価1600円で新規「買い」カバレッジ。短期業績のモ
メンタムの強さ、経営統合に伴う競争力改善ポテンシャルなどは過小評価されている
印象としている。なお、MLでは日本オラクル<4716>、大塚商会<4768>、日本ユニシス
<8056>なども新規に「買い」としている。

<7864>  フジシール  1617  +71
しっかり。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を2030円と設定
している。海外のシュリンクラベル市場拡大に伴い、グローバルな食品メーカーの世
界展開に沿って中期的に事業は拡大すると判断している。また、国内では消費増税に
対応した容器の小型化が追い風となるともみている。飲料メーカーでは、小型化した
商品を目立たせるため、容器の全面を覆うシュリンクラベルの使用頻度を高める可能
性があると指摘している。

<9843>  ニトリHD  7250  -210
続落。引き続き、一昨日26日に発表した上半期の決算内容が嫌気される状況に。昨日
はゴールドマン・サックス(GS)の格下げが観測されていたが、本日は、大和、JPモ
ルガン(JPM)、SMBC日興証券などで投資判断を格下げしている。総じて、粗利
益率の悪化をマイナス材料視しており、今後のポジティブなカタリストには欠けると
判断しているようだ。

<6363>  酉島製  557  -13
冴えない動き目立つ。東海東京では投資判断を「3」から「5」に格下げ、売り材料
視されているようだ。受注の低迷が続いており、今期業績は会社計画を下振れる公算
としている。また、海外発電プラントや海水淡水化プラント関連の受注が長期にわた
って低迷する可能性も高いと指摘している。今期営業利益は会社計画25億円に対して
1億円の予想。