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2012年10月2日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~日本時間13時30分に豪準備銀行が政策金利を発表

2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・ソフトバンク、ファナックなどを睨みながらの物色に
・ドル・円は78円16銭まで上昇、日銀の追加金融緩和への思惑が浮上
・豪準備銀行が日本時間13時30分に政策金利発表予定、発表を受けた為替動向を見極
めへ

■ソフトバンク、ファナックなどを睨みながらの物色に

日経平均は小幅に反発。21.87円高の8818.38円(出来高概算6億7000万株)で前場の
取引を終えた。朝方は米9月ISM製造業景況感指数(PMI)の予想外の改善が安心感
に。また、ソフトバンク<9984>がイー・アクセス<%%%9427%%%>の買収を正式に発表。昨日は
買収額の大きさが嫌気される格好から下げていたが、改めて顧客増や周波数拡充など
が評価されて反発し、これが日経平均をけん引する格好に。

ただ、週末には米雇用統計を控えていることもあって商いは膨れず、その後はソフト
バンクが上げ幅を縮めたこともあり、日経平均も前引けにかけてこう着感が強まって
いる。東証1部の騰落銘柄は値上がり606に対して値下がり863、変わらず186と、値下
がり数は過半数を占めている。規模別指数は大型株指数のみがプラスだった。


日経平均はボリンジャーバンドの-1σを上回って推移しているが、75日線が心理的な
上値抵抗として意識されやすく、狭いレンジでのこう着が続いている。東証1部の値
下がり数が過半数をしめており、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、キヤノン
<7751>、信越化<4063>、東京エレク<8035>、NTTデータ<9613>など、指数インパク
トの大きい値がさの一角が支えている状態である。

為替市場では対ドル、対ユーロともに円高が一服しており、下への仕掛け的な動きは
なさそうである。しかし、指数インパクトの大きい銘柄の動向次第ではあっさりマイ
ナスに転じる可能性はある。そのため、ソフトバンク、ファナックなどを睨みながら
の物色になりそうである。

■ドル・円は78円16銭まで上昇、日銀の追加金融緩和への思惑が浮上

ドル・円は一時78円16銭まで上昇。クロス円取引に絡んだ円売りのフローが観測され
ているが、日銀による追加金融緩和の思惑が浮上していることが関係しているのでは
ないか、との声が聞かれている。なお、ユーロ・ドルは1.2905ドルまで上昇、ユー
ロ・円は100円84銭まで買われている。

12時16分現在のドル・円は78円12銭、ユーロ・円は100円78銭、ポンド・円は126円05
銭、豪ドル・円は81円02銭付近で推移。中国本土市場は中秋節と国慶節の連休で7日
まで休場。

■後場のチェック銘柄

・ユーロ・円の円高一服も日経平均は上値の重い展開、日中関係悪化の影響に懸念も

・上昇の目立った内需系銘柄には利食い圧力、景気敏感株の一角に資金
・豪準備銀行が日本時間13時30分に政策金利発表予定、発表を受けた為替動向を見極
めへ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

13:30 豪準備銀行が政策金利発表(3.50%で現状維持の予想)
15:00 英・9月ネーションワイド住宅価格