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2012年10月3日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~米9月新車販売台数は市場予想を上振れ

3日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:スペイン不安や重要指標控え調整含みの相場展開に
■外資系証券の注文動向:差し引き730万株の買い越し
■前場の注目材料:米9月新車販売台数は市場予想を上振れ、トヨタ<7203>とホンダ
<7267>の伸びが目立つ

■スペイン不安や重要指標控え調整含みの相場展開に

☆日経225想定レンジ:上限8850円-下限8750円

スペイン情勢を背景とした欧米市場の不安定な値動きのほか、海外で重要な経済指標
の発表を控えていることもあり、引き続き調整含みの相場展開になりそうだ。スペイ
ン政府は早ければ今週末に欧州諸国に金融支援を要請する用意があると報じられる一
方、スペイン首相は今週末の金融支援要請はないと報じられるなど、不透明感が強ま
っている。4日に欧州中央銀行(ECB)理事会を控えていることもあり、見極めムード
につながろう。

また、中国非製造業PMI、豪貿易収支の発表が予定されているほか、米国ではMBA住宅
ローン申請指数、ADP全米雇用報告、ISM非製造業景気指数などの経済指標の発表を控
えており、積極的な売買は手控えられそうである。東証1部の売買代金は連日で1兆円
を割り込んでおり、薄商いのなかでインデックス売買に振らされやすい需給状況であ
る。

物色は個別の材料を手掛かりとした中小型株などの一角に資金が集中する流れに。た
だ、ここにきて仕手系色の強い材料株の一角に値を崩す動きがみられている。高値期
日が通過し需給改善が期待されるものの、個人投資家の需給状況には不安定さが窺え
る。積極的なポジションは取りづらく、資金回転の速さが乱高下につながる可能性も
警戒される。

■外資系証券の注文動向:差し引き730万株の買い越し

朝の外資系証券7社経由の注文状況は、売り1530万株、買い2260万株、差し引き730万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月26日(水):20万株の買い越し
9月27日(木):270万株の買い越し
9月28日(金):730万株の買い越し
10月1日(月):370万株の売り越し
10月2日(火):460万株の買い越し

■前場の注目材料

・スペイン支援要請に不透明感も為替相場の円高一服はプラス
・米9月新車販売台数は市場予想を上振れ、トヨタ<7203>とホンダ<7267>の伸びが目
立つ
・月次発表、業績観測を受けたファーストリテ<9983>の動向に注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

10:00 中国・9月非製造業PMI(8月:56.3)
10:30 豪・8月貿易収支(予想:-6.85億豪ドル、7月:-5.56億豪ドル)