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2012年10月4日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~日本当局が円高是正策を強化するとの見方で円高一服

4日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米雇用改善、ドラギ総裁発言への期待から買い戻しを意識

■外資系証券の注文動向:差し引き20万株の買い越し
■前場の注目材料:日本当局が円高是正策を強化するとの見方で円高一服


■米雇用改善、ドラギ総裁発言への期待から買い戻しを意識

☆日経225想定レンジ:上限8850円-下限8750円

米国で3日に発表された9月のADP雇用報告やISM非製造業景況指数は、相次いで予想を
上回った。週末の雇用統計の発表を控え上値は限られたものの、NYダウ、ナスダック
ともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大証比40円高の8790円だった。


この流れを受けて調整が続く日経平均は、5営業日ぶりの反発が期待される。テクニ
カル面ではトレンドは悪化傾向にあるものの、直近安値水準に接近しており、いった
んはボトム形成が期待されるところ。

欧州はスペイン情勢に対する不安が根強いが、欧州中央銀行(ECB)理事会が予定さ
れており、ドラギ総裁発言への期待感から売り込みづらい。また、米国ではFOMC議事
録が公表される。ドラギ総裁への期待、FOMC議事録の内容などがマーケットの変動要
因になるとみられ、ポジション調整に伴う買い戻しが意識される。

また、国内では4-5日に日銀が政策委員会・金融政策決定会合を開く。今回は現状維
持を決めるとの見方が大勢であるが、前原国家戦略相は日銀に積極的な金融緩和を求
める姿勢を示すなど、流動性期待が下支えとなりそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き20万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り950万株、買い970万株、差し引き20万株
の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月27日(木):270万株の買い越し
9月28日(金):730万株の買い越し
10月1日(月):370万株の売り越し
10月2日(火):460万株の買い越し
10月3日(水):730万株の買い越し

■前場の注目材料

・日本当局が円高是正策を強化するとの見方で円高一服
・米9月ADP雇用統計の予想上振れで、明日5日の米9月雇用統計の改善期待

・バルチック海運指数は4日続伸、中小型海運株の動向に関心も

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 車名別新車販売(9月、日本自動車販売協会連合会)
11:00 車名別軽自動車販売(9月、全国軽自動車協会連合会)
11:00 藤村官房長官、定例記者会見

<海外>

10:30 豪・8月住宅建設許可件数(前月比予想:+4.7%、7月-17.3%)
10:30 豪・8月小売売上高(前月比予想:+0.4%、7月-0.8%)