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2012年10月18日 フィスコ

安川電機やケネディクスなど

<%%%6506%%%>  安川電機  592  +37
大幅高。前日に上半期の決算を発表、通期予想は下方修正しているものの、悪材料出
尽くし感が優勢となる展開に。上半期営業利益は61.4億円、前年同期比34%減益とな
り、従来計画の45.0億円を上振れての着地となった。一方、通期予想は160億円から
130億円に下方修正、全般的な設備投資抑制に伴う受注の伸び悩みが影響。下方修正
値は市場コンセンサスをやや下回る水準だが、ほぼ想定の範囲内と捉えられる。な
お、BPNパリバでは、投資判断を「リデュース」から「バイ」に2段階格上げ、目
標株価も420円から700円に引き上げへ。
<%%%4321%%%>  ケネディクス  10270  +520
買い優勢。実質的な物価目標に掲げる「1%」が見通せないため、日銀では30日に開
催の金融政策決定会合で追加金融緩和を協議すると報じられている。追加緩和策に対
する期待感が一段と高まる格好から不動産セクターへの関心が続く状況に。三菱地所
<%%%8802%%%>や住友不動産<%%%8830%%%>など大手各社が年初来高値を更新基調の中、同社など関連
の中小型株には出遅れ感も強く、短期資金の値幅取り狙いの動きも強まっているよう
だ。

<%%%8572%%%>  アコム  2355  +69
大幅続伸。2009年7月以来の株価水準まで上昇している。引き続き、事業環境の改善
を映した水準訂正の動きが続く格好に。また、MSCI新規採用候補銘柄として、目
先の需給インパクトを先取りする動きにも。SMBC日興証券では、11月15日に公表
予定のMSCIリバランスで、新規採用候補の一社として位置づけている。推定イン
パクトとしては4.4日分と試算しているようだ。ちなみに、シティでも、新規採用の
可能性が相対的に高い銘柄としている。

<%%%8029%%%>  ルック  417  +14
一時連日の急伸。昨日は同社を始めとして仕手系材料株が一斉に動意する展開、特に
材料は観測されないが、改めて特定資金の介入思惑などがはやされているようだ。直
近で人気化していたバイオ関連株から、短期資金の受け皿にもなったとみられる。昨
日賑わった材料株は本日まちまちのなか、同社の強さは際立つ状況に。本日から貸借
取引の申込停止措置が採られており、短期的な需給妙味の強まりが反映されている格
好。

<%%%6370%%%>  栗田工業  1755  +4
朝方は売り優勢。前日に発表した業績予想の下方修正が嫌気される。営業利益は上半
期が従来予想の135億円から108億円に、通期では295億円から250億円に減額してい
る。国内外における顧客の操業度低下、設備投資の抑制などが響く格好に。修正幅の
大きさに対してネガティブな見方が先行へ。UBSでは投資判断を「ニュートラル」
から「セル」に格下げ、目標株価は1400円まで引き下げている。電子向けの収益性悪
化は一過性でないとも判断しているようだ。

<%%%6925%%%>  ウシオ電機  850  +32
大幅反発。昨日は後場中頃から急落の展開、主要ユーザーの一つとも見られるASM
Lが光源メーカーの米サイマー買収を発表したことで、同社のEUV光源に対する先
行き懸念が高まったもようだ。ただ、モルガン・スタンレー(MS)では、技術的な選
択肢を確保するため、ASMLは従来どおり同社にEUV光源開発を継続するように
求める可能性が高いと指摘しているほか、そもそも同事業への期待は株価にさほど織
り込まれていないとして捉えており、更なる下落は限定的とみているようだ。

<%%%6641%%%>  日新電機  478  +21
大幅上昇と上げが目立つ。JPモルガン(JPM)では、投資判断を「ニュートラル」か
ら「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価を500円から650円に引き上げている。フ
ラットパネル用イオン注入装置の受注残は豊富、来年度には過去最高益更新の可能性
が高いと指摘している。こうした状況下で、株価は売られ過ぎの印象が強いと捉えて
いるようだ。

<%%%8031%%%>  三井物産  1164  +53
大幅上昇。高水準の信用買い残なども重しとなって、相対的に動きの鈍さが目立って
いた総合商社株だが、本日はリターンリバーサルの流れが波及する格好に。前日には
BHPビリトンが7-9月期の生産実績を発表している。とりわけ、鉄鉱石に関しては
四半期ベースで過去最高に近い水準での生産が継続しているもようであり、同社にと
ってポジティブなインパクトが強まる形のようだ。

<%%%6954%%%>  ファナック  12790  +150
朝方は一時軟調。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」か
ら「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も11000円まで引き下げ。売上高の
約6割はシクリカルな分野に依存しており、短期的な業績の下振れが懸念されるとみ
ているようだ。今期営業利益は2070億円と予想、コンセンサス予想を7%下回る水準
のようだ。

大手海運株
相対的に総じて上値の重い展開となっている。モルガン・スタンレー(MS)が大手各
社の投資判断を一斉に格下げしており、買い手控えにもつながっているようだ。MSで
は、日本郵船<%%%9101%%%>を「イコールW」から「アンダーW」に、川崎汽船<%%%9107%%%>を「オ
ーバーW」から「イコールW」に、商船三井<%%%9104%%%>に至っては「オーバーW」から
「アンダーW」に格下げしている。今年度業績の下方修正、来年度の赤字転落、バラ
ンスシートリスクなど、株価は大きく調整しているが悪材料出尽くし感はないとして
いる。