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2021年4月3日 ザイ編集部

老後資金の不足を補う「じぶん年金」の作り方&使い方
を伝授!「つみたてNISA」や「iDeCo」を活用した積立
投資で“時間”を味方につけて“複利効果”で増やそう!

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老後資金の不足を補う「じぶん年金」は、投資信託の積立投資で準備して、定年後は配当収入などを得ながら資産が目減りするペースを抑えよう!

発売中のダイヤモンド・ザイ5月号では、特集「ラクして作る【じぶん年金】」を掲載! 年金不安を背景に「老後資金を自力で準備しなければ」という意識を持つ人が増えている。そこで、この特集では、自分で準備する老後資金を「じぶん年金」と命名し、準備する方法や注目すべき金融商品を、ファイナンシャルプランナーなどのプロに聞いている。

今回は特集の冒頭を抜粋し、「じぶん年金」の”作り方”と”使い方”のイメージを解説! 投資で資産を増やすことは簡単ではないので、「じぶん年金」作りには時間を味方につけることが重要。さらに、「じぶん年金」使うときにも注意すべきポイントがある。老後資金に不安を感じている人は、ぜひチェックを!
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年金だけでは「老後資金」が不足する可能性は高い……
効率的に準備するには、貯金よりも投資信託の積立がベター

「じぶん年金」を作ろう!

 総務省の「家計調査年報」によると、高齢夫婦の無職世帯(※夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の1世帯当たりの平均支出は、1カ月あたり約27万円。一方、夫婦の標準的な年金給付額は、月額で約22万円。つまり、毎月5万円ほど生活費が不足する計算だ。旅行や趣味を楽しむとなると、もっとお金は足りなくなる。それでは、不足分のお金はどうやって用意すればいいのだろうか?
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 真っ先に思い浮かぶのは、老後までにコツコツ貯金する方法だろう。しかし、人生100年といわれる今、貯金だけで不足分をまかなおうとすると、20代から月5万円以上の貯金を続ける必要があり、かなり苦しい。

 そこで検討したいのが自分でお金を運用して資産を増やし、「じぶん年金」を作るという方法。ひと口に運用といっても、投資対象はさまざまだが、スタンダードなのは「投資信託」だ。「お金を増やすために大事なことは『長期間、投資先とタイミングを分散して積み立てる』こと。投資信託の積立なら、このポイントを押さえて簡単に資産を運用できます」(Money&You代表取締役の頼藤太希さん)

 また、投資信託の積立のおいしいところは、何といっても「複利効果」が得られるところ。複利効果とは、運用して出た利益が新たな利益を生むことで、長期間続けると雪だるま式に資産が増える。下のグラフは、30歳から毎月3万円分の投資信託を積み立てた場合に得られる複利効果をシミュレーションしたものだ。年5%の利回りで運用した場合、30年後に資産は投資総額の約2.3倍に。年3%の利回りで運用した場合でも、資産は約1.6倍になる。ひたすら貯金した場合との差は一目瞭然だ。

 「近年は、税制優遇を受けながら投資信託の積立ができる『iDeCo(イデコ)』『つみたてNISA』という制度もあります。『じぶん年金』を作る際には活用しましょう」(頼藤さん)
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退職後にどんどん資産を取り崩すのではなく、
配当や分配金収入などを得ながら、資産の減少ペースを抑えよう

 それでは、現役時代に投資信託を積み立てて、退職後に取り崩していけばいいのか、といえば、一概にそうとも言えない。老後と呼ばれる期間は長いので、なるべく資産も長生きさせたほうがベター。よって、できれば「運用を続けながら、安定的に収入を得る仕組み作り」をしておくべきだろう。

 具体的には、投資信託の積立で増やしたお金で「高配当株」や「Jリート」などの高利回り商品に投資し、配当や分配金を受け取る。年金では足りない生活費を、配当などで補えれば心強い。
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 年金受給が始まる65歳までは働くとして、収入がある60~65歳の間に少しずつ高利回り商品の割合を高めていくのがベスト。このとき、退職金をもらう場合は、その一部も投資資金に回せるとよい。とはいえ、退職金を一気につぎ込むと、高値掴みをする危険性も高い。あくまで投資に回すのは一部にとどめること、タイミングを分散させて投資することなど、細心の注意が必要だ。
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 今回は、特集「ラクして作る【じぶん年金】」から、一部を抜粋してお届けした。

 発売中のダイヤモンド・ザイ5月号の大特集は「人気の株500+Jリート14激辛診断【2021年・春】」! 日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資のプロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。さらに、特集内では「10万円株」「高配当株」「株主優待株」「Jリート」「大型株」「新興株」のカテゴリー別で、注目すべきおすすめ銘柄を取り上げているので必見だ!

 ほかにも「買い&人気の【米国株】150」「桐谷さんオススメの【株主優待株】18」「親の死後の相続で『争族』を防ぐ方法は?」「企業業績の上方修正が続出! これから狙うべき銘柄は?」「【毎月分配型】投資信託100本の分配金速報データ」など、注目の特集が満載!

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