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2013年1月24日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~米アップルが時間外で急落、資金は内需系へ

24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米アップル急落が市場のムードを神経質にさせる
■外資系証券の注文動向:差し引き1540万株の買い越し
■前場の注目材料:昨日は低位材料株での値幅取り狙いが活発化、材料株の循環物色
に注目

■米アップル急落が市場のムードを神経質にさせる

☆日経225想定レンジ:上限10530円-下限10380円

23日の米国株式相場は、グーグル、IBMの好決算に加え、米下院が5月19日までの政府
支出の分だけ連邦債務上限を引き上げる法案を可決したことが材料視され、NYダウは
4日続伸。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は、大証比40円高の10510円と
なった。

一方、取引終了後にアップルが発表した決算は利益が予想を上回る一方で、売上高が
概ね予想に一致するにとどまり、時間外取引で急落。アップルの下げが電子部品など
関連銘柄への利益確定の流れが強まる要因になり、市場全体のムードも神経質になり
そうだ。

日経平均は3日続落で下落幅は400円超となった。目先的には25日線辺りまでの調整が
意識されるが、ひとまず昨年11月半ばからの上昇相場はいったん終了との見方が高ま
ってきている。アップル決算が反転のきっかけとならず、様子見姿勢が高まりやすい
なか、先物主導による売り仕掛け的な動きには引き続き注意したいところである。


また、為替市場ではドル・円が1ドル88円台半ば、ユーロ・円が1ユーロ117円台後半
と、円高に振れていることも買い手控えにつながる。想定内の一服との見方が大勢だ
ろうが、値動きの荒さから神経質になりやすい。

そのほか、決算シーズン入りとなるなか、コンセンサスを大きく下回った安川電機
<%%%6506%%%>がネガティブな反応をみせるようだと、決算への警戒感も次第に高まることに
なりそうだ。物色としては、外需セクターなどへは利益確定が先行しやすく、内需セ
クターや出遅れ・割安感のある銘柄などにシフトしやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き1540万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1880万株、買い3420万株、差し引き1540
万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

1月17日(木):220万株の買い越し
1月18日(金):1130万株の買い越し
1月21日(月):690万株の買い越し
1月22日(火):550万株の買い越し
1月23日(水):560万株の買い越し

■前場の注目材料

・米アップルは時間外で10%超の下落と急落、今晩の米国市場に警戒感も

・北朝鮮が核実験の準備を完了かとの報道、防衛関連に短期資金が向かう可能性

・資金は引き続き内需・ディフェンシブにシフトか、中小型株の動向にも注目


☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 貿易収支(12月)
08:50 対外対内証券売買(前週分、財務省)