最新株式ニュース
2013年1月29日 フィスコ

決算本格化でこう着感の強い相場展開に

 主要企業の決算発表が本格化するなか、こう着感の強い相場展開になろう。28日の
日本株市場は、ファナック<%%%6954%%%>が先週末に発表した決算内容がネガティブ視され、
日経平均の重しとなった。決算への警戒感が強まるなか、様子見姿勢につながる可能
性がある。
 また、28日の日経平均は2010年4月30日以来の11000円を回復して始まったが、その
後はファナックの弱い値動きが嫌気されたほか、心理的な達成感もあって次第に利益
確定に向った。さらに先物主導による断続的なインデックス売りの影響もあり、結局
は寄り付き高値、引け安値と長い陰線を形成する格好だった。

 日経平均のチャート形状をみると、上昇基調は継続しているが、比較的長い陰線と
陽線が連発。先物主導によるインデックス売買が売り買いともに傾きやすいようであ
り、引き続き為替市場や先物市場での需給変動に注視する必要がありそうだ。

 物色としては決算絡みでは、コマツ<%%%6301%%%>が大引け後に発表を予定している。米国
ではキャタピラーが決算を発表。大幅減益だったが、最近の経済指標の改善が進め
ば、13年の収益が過去最高となる可能性があるとの見方も示し、株価は反発してい
た。コマツについても思惑買いなどが意識されそうである。そのほか、全体のスタン
スとしては、政策期待を背景に調整局面では押し目拾いとなるほか、出遅れ感の強い
銘柄での修正リバウンドを狙いたいところである。

 なお、28日のNY市場でダウ平均は14.05ドル安の13881.93、ナスダックは4.59ポイ
ント高の3154.30。シカゴ日経225先物清算値は大証比30円安の10780円。ADRの日本株
はトヨタ<%%%7203%%%>、NTTドコモ<%%%9437%%%>、キヤノン<%%%7751%%%>、三菱商<%%%8058%%%>、ブリヂストン
<%%%5108%%%>、京セラ<%%%6971%%%>など、対東証比較(1ドル90.74円換算)で全般小安い。