最新株式ニュース
2013年2月14日 フィスコ

iPS、電子部品、TPP、SNSなどのテーマ物色へ

 14日の東京市場で日経平均は、引き続き為替相場を睨みながらの、こう着感の強い
相場展開が続きそうである。12日に行われた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁
会議では、現状の円安傾向が容認されたとの見方がある半面、円安を容認するわけで
はないとの見方もある。円安の流れが続くのかを見極めたいところであり、15-16日
のG20財務相・中央銀行総裁会議を控えて方向感が掴みづらいところであろう。日銀
の金融政策決定会合の結果については、現状維持でサプライズはなし。
 また、依然として高水準ではあるが、東証1部の売買代金は2月6日の2兆8191億円、
売買高は7日の51億株をピークに、13日は2兆1522億円、38億株と、ボリュームがやや
低下傾向にあることが気掛かりなところである。海外勢による資金流入が継続してい
るとはいえ、上値追いは慎重になりやすいだろう。先駆していた銘柄へは利益確定の
売りが出やすく、相対的に出遅れている銘柄やセクターへの選別物色になりそうだ。

 物色としてはバイオ関連に関心が向かいそうである。先端医療センターは13日、倫
理委員会を開き、目の難病患者を対象にiPS細胞を使った治療を試みる臨床研究を承
認したと報じられている。また、バイオ関連は1月末につけた高値をピークに調整が
続いているが、足元では25日線までの下げでリバウンドが意識されるタイミングであ
る。

 また、村田製作<%%%6981%%%>は、東光<%%%6801%%%>と東京電波<%%%6900%%%>を子会社化すると報じられ
ている。電子部品業界の再編機運が高まることになろう。環太平洋経済連携協定
(TPP)をめぐり、安倍首相が交渉参加へ動き出したと伝えられており、TPP関連への
物色。そのほか、与野党は国会内でインターネットを使った選挙運動をめぐる実務者
協議を開き、夏の参院選からウェブサイトなどの使用を解禁する方針で一致した。
SNS関連への物色も注目されよう。

 なお、13日のNY市場でダウ平均は35.79ドル安の13982.91、ナスダックは10.39ポイ
ント高の3196.88。シカゴ日経225先物清算値は大証比55円高の11315円。ADRの日本株
はトヨタ<%%%7203%%%>、三井住友<%%%8316%%%>、キヤノン<%%%7751%%%>、三菱商<%%%8058%%%>、コマツ<%%%6301%%%>な
ど、対東証比較(1ドル93.46円換算)で全般しっかり。