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2013年2月18日 フィスコ

全面高だが利食いも出やすく、出遅れ株への見直しへ

 日経平均は大幅に反発。234.04円高の11407.87円(出来高概算31億2000万株)で取
引を終えた。G20では通貨安競争を避ける方針で一致。日本が円安を誘導していると
いう名指しの指摘は避けられたことで、為替市場ではドル・円が再び円安基調に。週
末の米国市場ではシカゴ日経225先物が11300円を超えていたこともあり、これにサヤ
寄せする格好からのスタートとなった。
 先週後半にかけて利益確定の売りが強まっていた輸出関連や金融株などを中心に幅
広い銘柄が上昇。その後も為替市場ではドル・円が94円台に乗せてくるなか、先物主
導によるインデックスに絡んだ買いによって、日経平均はじりじりと上げ幅を広げる
格好だった。ただ、今晩の米国市場がプレジデンツデーで休場となることもあり、大
引けにかけてはやや上げ幅を縮めている。出来高の31億株台は1月30日以来、売買代
金についても同日以来の2兆円を下回った。
 日経平均はじりじりと上げ幅を広げて、先週後半の調整部分をあっさり吸収した。
しかし、売買代金の2兆円割れなど商いが膨らまず、先物主導によるインデックス売
買の影響が大きそうだ。また、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超え全体の9
割を占めているが、個別でみると寄り付き価格を下回っている銘柄が少なくない。ト
ヨタ<%%%7203%%%>やソニー<%%%6758%%%>などは上げ幅を縮めているほか、寄り付き価格での高止ま
りの銘柄が目立つ。もうしばらくは需給を見極める必要がありそうだ。
 一方、下落基調が強まっていたDENA<%%%2432%%%>が切り返しをみせている。トレンドは悪
化しているものの、売り込まれている銘柄や相対的に出遅れている銘柄などへの見直
しに向かいやすいだろう。
(村瀬智一)