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2013年3月6日 フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、トヨタ、サニックスなど

シャープ<%%%6753%%%>:339円(前日比+40円)
急伸。サムスン電子の出資を受け入れることで合意と報じられている。第3者割当増
資をサムスンが引き受け、約100億円を出資すると伝わっている。出資額は限定的で
あり、さらなる増資の必要性などといった懸念は拭えないものの、当面の信用補完に
つながるほか、事業面でのシナジー効果も大きいといった見方が先行する形へ。


トヨタ<%%%7203%%%>:4800円(同+65円)
買い先行。NYダウの史上最高値を更新、国内の国際優良株にも連れ高期待などが波及
する状況になっている。また、シティでは買い推奨継続で、目標株価を5180円から
6800円に引き上げ。日本で余剰生産能力を抱えていたことが円高時には大きな弱点で
あったが、円安が弱点を強みに変える状況となっており、目先は過去最高利益に迫る
収益拡大への評価が構造改革の遅れを消し去るだろうとみているようだ。


サニックス<%%%4651%%%>:584円(同+50円)
賑わう。月次動向の発表が接近するなか、1月に続くポジティブサプライズへの期待
感なども先行する状況となっているもよう。1月の売上高が前年同月比2.2倍と急拡大
するなど、足元で売上モメンタムは急速に上昇している。ちなみに、先月は6日の発
表であった。

村田製作所<%%%6981%%%>:6410円(同+210円)
しっかり。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も従
来の4800円から7000円にまで引き上げている。スマートフォンの高機能化によるメリ
ットが強まっていると推測され、この傾向は2013年も継続すると予想しているもよ
う。なお、8月にiPhone5s発売予定との一部観測報道などから、米国市場でアップル
が上昇したことなども支援に。

SUMCO<%%%3436%%%>:1040円(同+31円)
続伸。前日には昨年4月3日以来の1000円台回復、本日は一段と上値追いの動きが強ま
る格好に。今週末に決算発表を予定しており、新年度の業績期待などが先行する形の
ようだ。前1月期営業利益は110億円の予想となっているが、今1月期は350億円レベル
がコンセンサスとなっている。なお、BNPパリバでは投資判断「バイ」継続で、目標
株価を900円から1200円に引き上げ、今1月期予想は438億円としている。


日本製紙<%%%3893%%%>:1555円(同-79円)
下落率トップ。三菱UFJでは、パルプ・紙セクターの投資判断を「オーバーウェイ
ト」から「ニュートラル」に格下げ、値上げ後の価格維持に疑問などとしている。個
別では同社の投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、来下
期以降の印刷用紙の値崩れの影響を最も受けるリスクが高いとみている。


山崎製パン<%%%2212%%%>:1164円(同-23円)
さえない。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、目標株価は
1000円としている。株価上昇で割高感が強まったこと、今期業績のアップサイドリス
クは限定的であることなどを評価引き下げの背景としている。製パン類の単価の回復
は緩やかにとどまると指摘。

エスケーエレク<%%%6677%%%>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。シャープ<%%%6753%%%>が、韓国サムスン電子の出資を受け入れること
で合意したと報じられたことが材料視されている。シャープはサムスンからの出資を
受け入れることで財務を改善するほか、テレビやスマホ向け液晶パネルの供給を拡大
する見込み。同社はシャープの影響を受けやすく、事業環境の改善期待が先行へ。


ビットアイル<%%%3811%%%>:1104円(同+2円)
伸び悩む。12年8月-13年1月期営業利益は前年同期比20%増の16億円となり、従来予
想の14億円を上回った。データセンターの稼働率が上昇したことなどを背景に、増益
を確保しての着地に。ただし、コンセンサスでもほぼ同水準が見込まれていたほか、
直近の株価上昇で好決算期待も先行していたとみられ、いったんは材料出尽くし感が
意識される格好に。

ジェイアイエヌ<%%%3046%%%>:4760円(同-70円)
さえない。2月の既存店売上高は前年同月比51.9%増、全店売上高は同82.2%増とな
った。テレビCMを中心に、1月から発売を開始した「JINS 花粉Cut」の販売
促進を行ったことで集客数が増加した。月次売上高の好調は続いているものの、伸び
率は前月の50.3%増とほぼ同水準となりインパクトは強まらず。なお、ドイツ証券が
投資判断を「バイ」から「ホールド」へと引き下げたことも重しに。

興研<%%%7963%%%>:2370円(同+400円)
ストップ高。同社や重松製<%%%7980%%%>が大幅高となっているほか、環境管理<%%%4657%%%>もスト
ップ高買い気配となり、「PM2.5」関連への物色が継続している。九州地方では、
PM2.5の大気中濃度が、環境省の専門家会合が示した暫定指針の基準値を超えるな
ど、関連銘柄には関心が高まりやすい状況となっている。