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2013年3月7日 フィスコ

日経平均12000円回復へ、SQ直前で上昇に弾みが付く局面も

 6日の米国株式相場は、ADP雇用報告が予想を上回ったほか、地区連銀経済報告(ベ
ージュブック)で、景気は「緩やかに拡大」との認識が示されたことが好感された。
NYダウは連日で史上最高値を更新し、シカゴ日経225先物清算値は大証比155円高の
12085円に。
 日本株市場はこれにサヤ寄せする格好からギャップ・アップからのスタートとな
り、日経平均は12000円の節目を回復してくることになろう。今週は連日でのギャッ
プ・アップをみせており、インデックスに絡んだ商いが日経平均を押し上げる要因と
なる。また、8日に先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えるなかでの強い
トレンド形成のため、限月交代に伴うロールオーバー中心の売買とはいえ、ヘッジに
伴う商いが入りやすいだろう。

 特に権利行使価格の12000円を超えてくることになるため、権利行使価格12250円へ
のポジション取りも意識されてくる。6日の日本株市場はオプション権利行使価格
11750円と12000円との中心値となる11875円を捉えた辺りから、上昇に弾みが付く格
好となり一段高をみせていた。12000円と12250円との中心値12125円辺りに接近する
局面では一段の上昇が意識されそうだ。

 とはいえ、メジャーSQを前に大きな変動は避けたいところである。また、昨日は主
要銘柄が軒並み上昇しているものの、ギャップ・アップ後のこう着のため、回転が利
きづらい状況も散見される。そのため12000円処では達成感が意識されやすいであろ
う。ただし、好需給の状況下であり、ショートポジションは避けたいところ。

 物色は指数インパクトの大きいファーストリテイリング<%%%9983%%%>などを睨みながら、
引き続きTPP関連などのテーマ物色による値幅取りが中心になりそうである。特に材
料系の銘柄で相対的に出遅れている銘柄に対する修正リバウンドを狙った商いが活発
化しやすいだろう。