株式レポート
2013年4月1日 マネックス証券

2012年度に上げた株・下げた株は - 金山敏之「投資のヒント」

昨年2月の日銀の金融政策決定会合を受けて水準を切り上げ、10,000円を僅かに上回ってスタートした2012年度の日経平均ですが、日銀への期待が後退するなか米国経済の減速懸念や欧州の債務不安の深刻化などを受けて6月には8,200円台まで下落しました。その後はしばらく安値圏での揉み合いが続きましたが、アベノミクスへの期待から11月中旬に上げ足を速め12月に10,000円の大台を超えると、今年の3月にはリーマン・ショック前の水準を回復し、年度末の先週末に日経平均は12,397円で取引を終えました。

こうしたなか今回は、TOPIX500採用銘柄を対象に2011年度末(2012年3月30日)と2012年度末(2013年3月29日)の株価を比較してみました。その結果をみると上昇率の大きかった株には証券や不動産など内需関連が目立ちますが、輸出関連でも富士重工業(7270)やマツダ(7261)といった自動車の一角や、日東電工(6988)、ダイキン(6367)などが健闘しています。一方で冴えなかったものには電力株のほか、上位にシャープ(6753)やグリー(3632)など業績が厳しい銘柄が顔を出します。