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2013年6月27日 久保田正伸

株式相場の異変をいち早く知る
指標のチェック方法とは?

まだ記憶に新しい5月23日の急落。当日はニュースなどで相場の急落を知った方が多いだろう。「いちはやく知ることができれば」と思った投資家も少なくないはずだ。そこでおススメしたいのがネット証券の投資情報に掲載されている「世界の各種指標」のチェック。チャートも含めて一覧で一気に世界の各種指標がチェックできるため、異変にすばやく気がつけるのだ。

日本株急落!その時各種金融商品はどう動いたか

 5月下旬からの株価下落以降、国内外のさまざまな指標はどう推移しているか、チェックしてみた。

◆東証リート指数は、株式相場より早く5月上旬から下落が始まっていた。

◆「金」は、「有事の金」と一般的には言われ、リスクヘッジになると思われ勝ちだが、この3カ月、金価格も株と同様に下落。

◆全体的に相場は軟調に推移しているのに、景気に連動するはずのWTI原油価格が上昇している。

◆長期国債の金利が日米ともに上昇。最近は、日本の10年債は上昇がストップしているが、米国10年債利回りは上昇し続けている。

 「日本株しか投資しない」という人にとっても、外国株の動向や商品先物の指数、為替の動向は大きな影響がある。プロの投資家の中には、相場動向をつかむため、毎朝各指標の前日終値や4本値を手書きしている人もいるという。週に一度でも定期的に世界の金融市場の流れを確認すれば、投資のヒントがきっと見つかるだろう。

グローバル指数のチェックはツールで一気に

 世界の様々な指数をチェックするには、以下のようなツールがおすすめだ。

楽天証券の「マーケット」欄。株式指数、株式指数先物、外国為替、コモディティ、債券など一気に見られる。最近、話題の日本、米国の長期金利もチェック可能だ。また、各指標に関して「楽天証券テクニカルチャート」で値動きが見られる。チャートは、「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」ほか、多くのテクニカル指標も利用できる。非会員でも利用できるが、会員向けの方が高機能版。これらのツールはすべて無料で利用できる。

カブドットコム証券の会員向けサイトにあるマーケット情報【下表】。国内外の指標を一覧表示し、チャートもチェックできる。日本の日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)、アメリカのVIX恐怖指数も見られる。

SBI証券のトレードツール「HYPER SBI」【下表】の「マーケット情報」。国内指標、海外指標、為替などが一覧表示できる上にチャートもチェック可能。なお、「HYPER SBI」は月額1029円(無料使用条件あり)の有料ツールだ。

 

 こういった風に、各種指数の動きを定期的にチェックする習慣をつけていれば、投資のチャンスにいち早く気がつけるに違いない。

 次回はこういったチャンスに気づいた時に取引すべき商品をご紹介する。


※本記事はネット証券の各種機能や使い方のアイデアを紹介するのが目的であり、個別の銘柄を推奨するものではありません。