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2015年2月2日 ザイ編集部

誰もが知ってる大型株の影に隠れて
業績も株価も好調な「中小型株」の横綱株とは?

株で勝つには、情報を集めやすい人気株を追いかけるのも手だが、一方でそうした人気株の影に隠れる形で、こっそりと上昇している株がある。そうした株は、大企業ではなくてある特定の分野でシェアを独占しているようなケースが多い。今回はそうした中小型株の横綱的な存在の株を紹介しよう!

大企業が中々手を出せない小さな市場で
消費増税にも負けない勝ち組株とは…

ダイヤモンド・ザイの特集は、年に1度の大人気特集「最強日本株5大番付!」だ。この特集の中では、プロ約30人が挙げてくれた注目株をランキングした利回りが3%以上の高利回り株番付、少額から買える10万円株番付など視点の異なる5つの番付を大公開している。その1つが「中小型株番付」で、今回はこの番付で見事に横綱に輝いた2銘柄を紹介しよう。

 2014年4月の消費税増税で国内で事業を展開する企業の業績が停滞する中で、好業績を続けているのが、ダイヤモンド・ザイに掲載した番付株12だ。今後は消費税増税の先送りや賃金上昇で消費が復活する可能性が高く、さらなる成長が期待できる。

 その中で輝く横綱の座についたのはどの株なのか。

 まず、東の横綱となったのが、女性向けのバッグなどを展開するサマンサタバサジャパンリミテッド(7829)。消費税増税のタイミングで、商品ラインナップを一気にリニューアルし、販売価格を引き上げ利益率がアップ。さらに、テレビCMなどで認知度をさらに高めたことで売上高も増加。

10万円代で株価買える銘柄!サマンサタバサジャパン(7829)は価格アップに成功した小売の勝ち組銘柄。バッグやジュエリーなどを販売。消費増税と同時に店頭在庫の75%を新商品に切り替え、販売価格を約10%引き上げ。「モデルを起用したテレビ CMを積極展開し、売れ行き好調」(鮎川)が続き、10月に上方修正したが、さらなる上方修正の可能性もある。

 「今後は訪日外国人向けにブランドバッグの好調が期待できる」(マーケット・ウオークの鮎川良さん)

ペットブームにより利益が拡大中の
アニコムHDのビジネスとは…

 もう一方の横綱はアニコムホールディングス(8715)だ。この企業はペット向け保険を販売している。「保険料改定で利益率がアップ」(フィスコの小中優さん)しており、中間期時点の経常利益は前年同期比で2.2倍にまで拡大している。認知度向上で、中長期的な成長も期待できる新進気鋭の横綱株だ。

10万円代で株価買える銘柄!アニコム(8715)は利益率改善で上昇力が強く押し目は買いで!ペット保険の草分け企業。6月に実施した保険料改定(平均12%の引き上げ)効果などで、収入保険料に対する支払保険金の割合(損害率)が改善し、第2四半期の経常利益が前期比の2.2倍増に。今後も「損害率の改善で業績好調が続く」(戸松)。