国際線ファーストクラスに一度は乗ってみたいという人も多いのではないだろうか。しかし、昨今は航空各社とも、ファーストクラス席を設けない飛行機が多くなり、ますます縁遠い存在になりそうな気配だ。
そんな状況において、筆者がおすすめする狙い目のファーストクラスは、タイ国際航空の「成田⇔バンコク線」である。
「成田⇔バンコク線」をおすすめする理由はいくつかある。
一つ目は、タイ国際航空が「成田⇔バンコク線」において、世界最大の旅客機「A380」で運航している点だ。「A380」は、エアバス製の総2階建て旅客機で、客席数は500席ほどもあり、アッパーデッキ前方の12席がファーストクラスになっている。機体が大きい分シート幅はゆったりしており、シート全長も2メートルを超える、とても素晴らしい席となっている。
ちなみにタイ国際航空は、「羽田⇔バンコク線」もファーストクラス搭載機で運航しているが、こちらは飛行機が「A380」ではなく「747-400」となり、シートの優位性では一歩劣る。せっかくファーストクラスに乗るなら、より優雅なシートの「A380」を選びたいものである。
二つ目は、比較的にチケットがおさえやすい点だ。閑散期であれば、搭乗日の直前でも空席が見つかることは珍しくない。
三つ目は、タイ国際航空がバンコク・スワンナブーム国際空港のフラッグキャリアなので、空港で受けられるサービスが大変素晴らしい点だ。
まず、空港到着時にはスタッフが出迎えてくれ、個室のラウンジに座っている間にタイ国際航空職員の方がチェックイン手続きしてくれる。
チェックインが終わった後、専用のセキュリティ、出国ゲートを通ると、カートでの出迎えがあり、ファーストクラスラウンジへと案内される。私がこのファーストクラスラウンジを利用したときは、朝食メニューから好きな品をオーダーすることができた。また、出発前に1時間のマッサージ、もしくはスパトリートメントを無料で受けられる。
そして、ビジネスクラス、およびエコノミークラスの乗客が搭乗を終えた後で、ファーストクラス乗客専用カートでゲートまで運んでくれ、離陸の直前に飛行機に乗り込むことになる。筆者の経験では、スワンナブーム国際空港での待遇は、すべてにおいて破格であった。
機内食は、事前に予約を入れる必要があるが、15種類ほどのメニューからメインディッシュを選ぶことが出来る。筆者は、ロブスターのテルミドールを事前に予約しておいた。
また、アメニティグッズは、ドイツの人気スーツケースメーカー、リモワ社製のミニケースに入っており、往路と復路でミニケースのカラーは異なっていた。ちなみに、ルフトハンザ航空やANAでも、ファーストクラス乗客用にリモワ社製のミニケース入りアメニティグッズが提供される。
ANAマイルを7万マイル貯めれば、
ファーストクラス体験が可能に!
ここまで、ファーストクラスに搭乗したい場合、タイ国際航空の「成田⇔バンコク線」をおすすめする理由を挙げてきたが、実際に搭乗するために必要なマイル数について解説しよう。
「スターアライアンス特典」を利用して、ANAマイルでタイ国際航空の特典航空券を取得する場合、「成田⇔バンコク線」のファーストクラスは、一人あたり往復10万5000マイル必要となる。
10万5000マイルとなると、ややハードルが高く感じてしまうが、片道だけファーストクラス、もう片道をエコノミークラスで発券すると、一人あたり合計7万マイルなので、日常的にマイルを貯めることを意識していれば、現実的な数字だろう。
ちなみに、タイ国際航空の正規航空券でファーストクラスのチケットを購入すると、各種制限つきの一番安いチケットでも、片道で22万円以上となる。
以上、今回は、おすすめの国際線ファーストクラスと、その路線にお得に搭乗する方法を解説した。せっせとマイルを貯めて、自分へのご褒美にタイ国際航空のファーストクラス搭乗体験。これが、筆者がおすすめしたいマイルの使い道である。
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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【関連記事】 ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% (※1) |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※2) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※3)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 通常1000円(税込)につき1ポイント貯まる永久不滅ポイントを 「1ポイント=最大5円相当」 の商品に交換した場合の還元率。交換する商品によっては、1ポイントの価値が5円未満になる場合あり。※2 2年目以降は1100円(税込)。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※3 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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