auじぶん銀行の住宅ローン

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの口コミ・金利・手数料は?【2024年4月最新版】
ネット専用住宅ローンならではの、低金利を実現!

2024年4月1日公開(2024年4月1日更新)
ダイヤモンド不動産研究所
監修者 淡河範明:住宅ローンアドバイザー
三菱UFJ信託銀行のロゴマーク

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの口コミ・金利・金利推移・手数料(新規借入・借り換え) 、おすすめポイント、注意点を解説しよう。三菱UFJ信託銀行は、三菱UFJ銀行の銀行代理業として「三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】」の契約締結を行っている大手信託銀行だ。(監修:住宅ローンアドバイザー 淡河範明)

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンのメリット

(1)ネット専用住宅ローンなので、低金利

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンのトップページ

 三菱UFJ信託銀行は、2018年3月までは自社の住宅ローンを販売していたが、2018年4月以降は銀行代理業として、三菱UFJ銀行の「三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】」を提供している。このため契約自体は三菱UFJ銀行と行うことなる。

 ネット専用商品であるため低金利だが、最近は三菱UFJ銀行の住宅ローンとほぼ同じ金利であるため、メリットが薄らいでいる。信頼感があるメガバンクと取引したいという人は三菱UFJ信託銀行の住宅ローンを選ぶといいだろう。

住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

(2)申込みから契約まで、来店が不要

 申し込みは、「事前審査」と「正式審査」の2段階からなる。

 「事前審査」は、三菱UFJ信託銀行のウェブサイトから行う。必要項目を入力すると、審査結果がメールで届く。次に「正式審査」では、審査に必要な書類をウェブからアップロードするか、郵送で行う。やりとりは三菱UFJ銀行と直接する。

 「正式審査」をクリアすれば、最後は「契約手続き」だ。契約手続きもウェブ経由、郵送のふたつから選択できる。この際、抵当権設定のために銀行が指定する司法書士と面談する必要があるが、銀行の店舗に出向く必要はない。

(3)上乗せ団信として7大疾病保障を付けられる

 住宅ローン借り入れ後の団体信用生命保険を追加することができる。

 死亡、高度障害になったときに住宅ローンの支払いが免除される「団体信用生命保険」は無料で付帯しているが、それに上乗せする形の「7大疾病保障」も用意。「金利上乗せ型」と、金額が安い「保険料支払型」がある。

 保険の対象としているのは、7大疾病だ。3大疾病(上皮内がんを除くがん、脳卒中、急性心筋梗塞)と、4つの生活習慣病(高血圧性疾患、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変)であり、多くの病気に対応できる。

 「金利上乗せ型」については、3大疾病になったとき、すぐに補償されるという手厚い保険となっている。金利を0.3%上乗せすることで付帯することができる。

 「保険料支払型」は、保険料が安いのが特徴。業務にも従事できない状態が30日を超えて継続すると、毎月のローン返済が実質的に免除される。また、業務にも従事できない状態が1年30日を超えて継続すると、住宅ローン残高がゼロ円になる。毎月保険料を別途支払うタイプなので、途中で保険だけを解約することも可能だ。保険料は、男性(35歳加入、借入金額2000万円、借入期間35年、金利1.5%、元利均等返済)で、初回保険料が月306円、20年後が月3285円だ。女性(同条件)は、初回保険料が月212円、20年後が月2801円となる。

三菱UFJ信託銀行の口コミ、評判は?

 三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの口コミ、評判はどうなっているのだろうか。住宅ローンアドバイザーの淡河範明さんに聞いてみた。

三菱UFJ信託銀行は、三菱UFJ銀行の商品を信託銀行の窓口としてネット販売しています。

 

ネット専用商品の住宅ローンのため、低金利な点も魅力です。

 

審査は三菱UFJ銀行と同じです。契約はネットか郵送かを選択できるので店舗で出向く必要がありません。

住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

三菱UFJ信託銀行の利用者の評価、口コミ・評判

 三菱UFJ信託銀行の住宅ローン利用者の評価、口コミ・評判は? 大手アンケート調査会社に依頼し、実際の住宅ローン利用者822人にアンケートを実施。以下の項目について5段階で評価してもらい、評判・口コミも記載してもらった。 アンケート詳細はこちら

三菱UFJ信託銀行の口コミ・評判

評価ポイント: グループの三菱UFJ銀行の住宅ローンをネット販売。ネットで手続きが完結する点が評価されている。

下のボタンから各項目の口コミが確認できます。

金利について

評価:5.0★★★★★ ネット住宅ローンで、金利は安くすんだ(職業:会社員、年収約500万円、愛知県在住、38歳、女性)

金利種別変動金利
借入期間35年
金  利0.375%位
物  件新築マンション
借入金額5000万円
借入時期2020年4月
推奨度合非常に勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 低い金利で満足している(職業:会社員 総務、年収約600万円、東京都在住、46歳、男性)

金利種別変動金利
借入期間30年
金  利0.800%位
物  件新築マンション
借入金額3000万円
借入時期2020年7月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 他行より低い金利だった(職業:会社員、年収約600万円、東京都在住、35歳、男性)

金利種別
借入期間30年
金  利
物  件中古マンション
借入金額3000万円
借入時期2019年5月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月
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諸費用について

評価:4.0★★★★ 払う金額としては妥当と判断(職業:会社員 総務、年収約600万円、東京都在住、46歳、男性)

金利種別変動金利
借入期間30年
金  利0.800%位
物  件新築マンション
借入金額3000万円
借入時期2020年7月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月
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団信について

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手続きについて

評価:5.0★★★★★ 親身になってくれた(職業:介護福祉士、年収約300万円、愛知県在住、32歳、女性)

金利種別30年固定
借入期間35年
金  利
物  件新築マンション
借入金額
借入時期2022年8月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ 手続きもさほど難しくなかった(職業:会社員 総務、年収約600万円、東京都在住、46歳、男性)

金利種別変動金利
借入期間30年
金  利0.800%位
物  件新築マンション
借入金額3000万円
借入時期2020年7月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ ネット・郵送で完結したので、やや不安だった(職業:会社員、年収約500万円、愛知県在住、38歳、女性)

金利種別変動金利
借入期間35年
金  利0.375%位
物  件新築マンション
借入金額5000万円
借入時期2020年4月
推奨度合非常に勧めたい
※回答時期2023年11月
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審査について

評価:5.0★★★★★ 契約社員の身でもローンを組めた(職業:工場職 生産管理、年収約200万円、埼玉県在住、31歳、男性)

金利種別
借入期間30年
金  利
物  件新築戸建て
借入金額700万円
借入時期2020年7月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ スムーズだったから(職業:企画、年収約800万円、東京都在住、46歳、男性)

金利種別変動金利
借入期間35年
金  利0.525%位
物  件新築マンション
借入金額5000万円
借入時期2019年11月
推奨度合まあ勧めたい
※回答時期2023年11月

評価:4.0★★★★ さほど時間を有しなかった(職業:会社員 総務、年収約600万円、東京都在住、46歳、男性)

金利種別変動金利
借入期間30年
金  利0.800%位
物  件新築マンション
借入金額3000万円
借入時期2020年7月
推奨度合どちらでもない
※回答時期2023年11月
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借入後の対応について

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住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンのデメリットは?
事務手数料は繰上返済しても払い戻しなし

 保証料は無料だが、代わりに事務手数料が融資額×2.20%かかるので、諸費用全体でみると安いとはいえない。

 この事務手数料は、繰上返済をしても、お金が戻ってこない点もデメリットだ。大手銀行などが諸費用として設定している「保証」料ならば、繰上返済をすれば保証料の一部が戻ってくるので、積極的に繰上返済をしようと考えている人は、保証料を設定している金融機関を選んだほうがお得になるケースもある。

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンはどんな人におすすめ?

ネット銀行の低金利は魅力だけど何となく不安だ…。こんな悩みを持つ人にはおすすめの銀行だ。

 変動金利、3年固定、10年固定の住宅ローンに重点を置いており、ほぼ同じ商品でありながら、三菱UFJ銀行よりも若干、お得になっている。

借入可能額シミュレーション(年収別)の結果は?

 三菱UFJ信託銀行では、住宅ローンをいくら借りられるのだろうか。年収別の借入可能額(目安)をシミュレーションしてみた(新規借入)。なお、審査では年収以外にも職業、勤続年数なども参照するため、必ずしも下記の金額が借りられるわけではないが、目安にはなるだろう。

◆三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの借入可能額(年収別)

年収 借入可能額(目安) 月々の返済額
200万円 1,490万円 3万8,514円
300万円 2,240万円 5万7,900円
400万円 2,980万円 7万7,028円
500万円 3,730万円 9万6,414円
600万円 4,480万円 11万5,800円
700万円 5,220万円 13万4,928円
800万円 5,970万円 15万4,314円
900万円 6,720万円 17万3,700円
1000万円 7,460万円 19万2,828円
※新規借入、三菱UFJネット住宅ローン(変動金利選択プラン)変動金利0.475%、借入期間35年としてシミュレーション。変動金利は変わらないものとし、ボーナスなし、別途手数料等が必要。三菱UFJ銀行「新規お借り入れシミュレーション」を参照。2022年4月調査
住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの金利推移

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◆三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの金利推移

年月 新規借入
変動金利
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新規借入
10年固定
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借り換え
変動金利
⇒ランキングで実質金利を確認
借り換え
10年固定
⇒ランキングで実質金利を確認
2024年4月 0.345% 0.980% 0.345% 0.980%
3月 0.345% 0.980% 0.345% 0.980%
2月 0.345% 0.860% 0.345% 0.860%
1月 0.345% 1.020% 0.345% 1.020%
2023年12月 0.345% 1.120% 0.345% 1.120%
11月 0.345% 1.040% 0.345% 1.040%
10月 0.345% 0.940% 0.345% 0.940%
9月 0.345% 0.880% 0.345% 0.880%
8月 0.345% 0.780% 0.345% 0.780%
7月 0.345% 0.690% 0.345% 0.690%
6月 0.345% 0.680% 0.345% 0.680%
5月 0.475% 0.880% 0.475% 0.880%
4月 0.475% 0.950% 0.475% 0.950%
3月 0.475% 1.080% 0.475% 1.080%
2月 0.475% 1.150% 0.475% 1.150%
1月 0.475% 1.050% 0.475% 1.050%
2022年12月 0.475% 0.870% 0.475% 0.870%
11月 0.475% 0.830% 0.475% 0.830%
10月 0.475% 0.830% 0.475% 0.830%
9月 0.475% 0.890% 0.475% 0.890%
8月 0.475% 0.990% 0.475% 0.990%
7月 0.475% 1.040% 0.475% 1.040%
6月 0.475% 0.990% 0.475% 0.990%
5月 0.475% 1.040% 0.475% 1.040%
4月 0.475% 0.890% 0.475% 0.890%
3月 0.475% 0.890% 0.475% 0.890%
2月 0.475% 0.840% 0.475% 0.840%
1月 0.475% 0.740% 0.475% 0.740%
年月 新規借入
変動金利
新規借入
10年固定
借り換え
変動金利
借り換え
10年固定
2021年12月 0.475% 0.740% 0.475% 0.740%
11月 0.475% 0.740% 0.475% 0.740%
10月 0.475% 0.690% 0.475% 0.690%
9月 0.475% 0.690% 0.475% 0.690%
8月 0.475% 0.690% 0.475% 0.690%
7月 0.475% 0.690% 0.475% 0.690%
6月 0.475% 0.740% 0.475% 0.740%
5月 0.475% 0.740% 0.475% 0.740%
4月 0.475% 0.740% 0.475% 0.740%
3月 0.475% 0.640% 0.475% 0.640%
2月 0.475% 0.640% 0.475% 0.640%
1月 0.475% 0.640% 0.475% 0.640%
年月 新規借入
変動金利
新規借入
10年固定
借り換え
変動金利
借り換え
10年固定
2020年12月 0.475% 0.640% 0.475% 0.640%
11月 0.475% 0.640% 0.475% 0.640%
10月 0.475% 0.690% 0.475% 0.690%
9月 0.525% 0.740% 0.525% 0.740%
8月 0.525% 0.740% 0.525% 0.740%
7月 0.525% 0.740% 0.525% 0.740%
6月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
5月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
4月 0.525% 0.550% 0.525% 0.550%
3月 0.525% 0.550% 0.525% 0.550%
2月 0.525% 0.590% 0.525% 0.590%
1月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
年月 新規借入
変動金利
新規借入
10年固定
借り換え
変動金利
借り換え
10年固定
2019年12月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
11月 0.525% 0.590% 0.525% 0.590%
10月 0.525% 0.590% 0.525% 0.590%
9月 0.525% 0.590% 0.525% 0.590%
8月 0.525% 0.590% 0.525% 0.590%
7月 0.525% 0.590% 0.525% 0.590%
6月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
5月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
4月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
3月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
2月 0.525% 0.690% 0.525% 0.690%
1月 0.525% 0.700% 0.525% 0.700%
年月 新規借入
変動金利
新規借入
10年固定
借り換え
変動金利
借り換え
10年固定
2018年12月 0.525% 0.800% 0.525% 0.800%
11月 0.525% 0.850% 0.525% 0.850%
10月 0.525% 0.800% 0.525% 0.800%
9月 0.525% 0.800% 0.525% 0.800%
8月 0.525% 0.750% 0.525% 0.750%
7月 0.500% 0.800% 0.500% 0.800%
6月 0.500% 0.800% 0.500% 0.800%
5月 0.500% 0.750% 0.500% 0.750%
4月 0.500% 0.750% 0.500% 0.750%
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※変動金利・10年固定「三菱UFJネット住宅ローン」

団体信用生命保険のラインアップは?

 三菱UFJ信託銀行の住宅ローンは、三菱UFJ銀行の商品であり、団体信用生命保険(団信)も同じものだ。

 まず、無料の団信として、「死亡・高度障害」を保障している。

 オプションの団信となる「7大疾病保障付住宅ローン」は前述したとおり、「保険料支払型」は比較的安い保険料であり、団信だけを途中解約することも可能。

 一方で、保障が手厚い「金利上乗せ型」も選択肢のひとつになるだろう。

◆三菱UFJ信託銀行の団体信用生命保険

  「三菱UFJネット住宅ローン」
無料の団信の保障範囲 ・一般団信(借入時年齢:70歳の誕生日まで)
(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
オプション保険の内容
(保険料)

・ビッグ&セブン〈Plus〉(金利上乗せ型)(借入時年齢:50歳の誕生日まで)
金利+0.30%
(死亡・高度障害、がんと診断された場合。脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合。または、4つの生活習慣病で入院、もしくは就業不能状態が1年30日超の場合、ローン残高が0円)
・ビッグ&セブン〈Plus〉(保険料支払型)(借入時年齢:56歳の誕生日まで)
保険料支払型(月306円から
※35歳加入、借入金額2000万円、借入期間35年、金利1.5%、元利均等返済の場合の初回保険料
(死亡・高度障害と診断された場合。または、7大疾病で入院、もしくは就業不能状態が1年30日超の場合、ローン残高が0円)
・ワイド団信(借入時年齢:50歳の誕生日まで)
金利+0.30%
(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)

手数料、保証料は?

 手数料は「融資額×2.20%」となっており、保証料はゼロ円だ。

 三菱UFJ銀行から直接借りた場合、「手数料タイプ」と、「保証料タイプ」を選べるが、三菱UFJ信託銀行では手数料タイプしか選べない。

◆三菱UFJ信託銀行の手数料、保証料

  「三菱UFJネット住宅ローン」
事務手数料(税込) 融資額×2.20%
保証料(税込) 0円
繰上返済手数料
(一部、WEB経由)
0円
(電話、テレビ窓口=5,500円、窓口=16,500円)
繰上返済手数料
(全額、WEB経由)
1万6500円
(電話、テレビ窓口=22,000円、窓口=33,000円)

審査基準は?

 審査基準は、ネット銀行ほどは厳しくはない。勤続年数は1年以上などが申込基準となっている。

 なお、ネット専用住宅ローンは低金利が特徴ではあるものの、審査によって必ずしも最優遇金利が適用されるわけではない。

◆三菱UFJ信託銀行の審査基準

  「三菱UFJネット住宅ローン」
融資を受けられる
エリア
全国
審査申し込み方法 WEB
契約方法 WEBまたは郵送(場合によっては来店)
仮審査の日数
本審査の日数
審査完了から融資までの日数  -
仮審査申し込みから
借り入れまでの日数
年収(給与所得者)
勤続年数(給与所得者) 1年以上
年収(個人事業主など)
事業年数(個人事業主など)
年齢(借入時) 70歳の誕生日まで
年齢(完済時) 80歳の誕生日まで
借入額 500万円以上、1億円以下
借入期間 2年以上35年以内(1年単位)
リフォーム費用算入
(新規借入)
リフォーム費用算入
(借り換え)
×
※ 男性、35歳加入、借入金額2000万円、借入期間35年、金利1.5%、元利均等返済の場合の初回保険料

続きを見る

◆三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用] 商品概要説明書(2022年8月1日現在 )

ご利用いただける方 ●以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
・三菱UFJ信託銀行ウェブサイトより本商品を申し込みのお客さま
・年齢が借入時に18歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日までのお客さま
・団体信用生命保険にご加入が認められるお客さま(保険料は三菱UFJ銀行が負担いたします)
・日本国籍のお客さま、または永住許可等を受けている外国人のお客さま
・三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」および「三菱UFJダイレクト」をご利用中または今後ご利用いただけるお客さま
・同一勤務先に満1年以上勤務されている方で、三菱UFJ銀行にて給与振込(三菱UFJ銀行規定による)をご利用中のお客さま
資金使途 ●ご自身がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金、住宅ローンの借換資金・借り換えに伴う諸費用
※購入物件の所在地や面積等によりご利用いただけない場合があります。
※不動産は、建築基準法およびその他法令の定めに合致していることが必要です。
借入金額 ●500万円以上1億円以内(10万円単位)
※返済計画に無理のないよう年収による制限があります。
※三菱UFJ銀行の担保評価や同時に利用される公的融資の金額等により制限される場合があります。
借入期間 ●2年以上35年以内(1年単位)
※「固定金利」は3年以上、「全期間固定金利」は21年以上35年以内です。
※中古物件の場合等は一部制限があります。
※住宅ローンの借り換えの場合は、借換対象の借入期間により制限される場合があります。
借入利率 ●「変動金利」「固定金利」「全期間固定金利」の3つの金利タイプからお選びいただけます。
●借入利率は毎月見直しを行います。金利動向によっては月中に変わることがございます。
※実際の借入利率は、三菱UFJ信託銀行ウェブサイトでご確認ください。

変動金利
●三菱UFJ銀行の「短期プライムレート連動長期貸出金利」を基準に毎月見直しします。
※適用利率は、毎月1日を基準日とし、利率は基準日における基準利率と前月1日の基準利率とを比較し、差が生じた場合にその差と同一幅で変更するものとします。
ただし、借入日の翌日以降最初に到来する基準日においては、その基準日における基準利率と借入日現在のローン契約による債務の適用利率の基準となる銀行所定の日の基準利率を比較するものとします。
※毎月1日の基準日に決まる新利率は、当該基準日の翌月の返済日の翌日から適用します。
●借入期間中でもお申し込みいただければ「固定金利」に変更することができます。
※変更は約定返済日に限ります。お申込時点で約定返済日が経過している場合、変更は翌月の約定返済日となります。
※元利金の返済が遅延している場合には、「固定金利」に変更することができません。

固定金利
●当初固定金利適用期間は、3年・10年・20年からお選びいただけます。適用利率は固定金利適用期間満了日まで変更されません。
●固定金利適用期間中は、「変動金利」「全期間固定金利」への変更ができません。
●固定金利適用期間満了時には、再度「固定金利」にするか「変動金利」に変更することができます。
※固定金利適用期間満了時は、自動的に「変動金利」に変更いたします。
※固定金利適用期間満了時に再度「固定金利」をお選びの場合、適用利率はその時点の「固定金利」の利率となります。固定金利適用期間は1年・2年・3年・5年・7年・10年・15年・20年からお選びいただけます。
※元利金の返済が遅延している場合には、再度「固定金利」にすることができません。

全期間固定金利
●借入時の適用利率が、借入期限まで適用されます(借入期間中の見直し・変更はありません)。
●借入期間中は、「変動金利」「固定金利」への変更はできません。
返済方法 ●【元利均等返済方式】と【元金均等返済方式】からお選びいただけます。
<元利均等返済方式>
毎月決まった金額(元金+利息)を、返済用預金口座から自動引き落としさせていただきます。
○変動金利
・返済額は5年ごとに見直し、次の5年間の返済額を定めます(利率に変動があった場合も、見直しするまでは返済額は変更しません)。ただし、利率が上昇し返済額が増額となった場合でも、それまでの返済額の125%を超えることはありません。
※5回目ごとの10月1日基準の利率を適用するときが返済額の変更時期となります。
※金利情勢等により、当初の借入期間が満了しても未返済残高が生じる場合があります。この場合、原則として期日に一括返済していただきますが、一括返済が困難な場合には期日までにお申し出ください。
※元金返済据置期間中にお支払いいただく利息額は利率変動の都度変更いたします。
・「固定金利」に変更する場合、返済額はその時点で再計算いたします。
○固定金利
・固定金利適用期間中は、返済額は変わりません。
固定金利適用期間満了時に、新適用利率・お借入残高・最終返済日までの期間等に応じて返済額を再計算し翌月の返済分から変更します。
○全期間固定金利
・借入期間中は、返済額は変わりません。
<元金均等返済方式>
毎月決まった元金に利息を加えた金額を、返済用預金口座から自動引き落としさせていただきます。
※元金の減少や借入利率の変動に伴い返済額は毎月変わります。
●「毎月返済」と「毎月返済とボーナス月増額返済の併用」からお選びいただけます。
※ボーナス月増額返済に充てることができるのは借入金額の50%以内です。
※ボーナス月増額返済は、6ヵ月ごとのご指定月にしていただきます。
●借入時から最長1年間の元金返済の据え置き(1ヵ月単位、利息は毎月払い)もできます。
●返済日は月末日のみとなります。
ただし、「全期間固定金利」の返済日は、6・11・16・21・26日・月末日のいずれかからお選びください。
※返済日が土・日・祝日等の場合は翌平日窓口営業日となります。
担保 ●ご購入になる土地・建物または借換対象となる土地・建物に三菱UFJ銀行を抵当権者とする抵当権を設定していただきます。
※担保設定費用は、別途ご負担いただきます。
保証人 ●原則として保証人は必要ありません。
※三菱UFJ銀行からの求めにより、三菱UFJ銀行に対する保証人が必要になる場合があります。
手数料 ●下記手数料は2022年8月1日現在のものです。今後、変更となる場合がありますのでご了承ください。
○事務手数料(消費税込)
●借入時に借入金額の2.2%を三菱UFJ銀行にお支払いただきます。
※保証料は不要です。
○一部繰上返済手数料(消費税込)
●一部繰上返済をする場合は、手数料は無料です。
※一部繰上返済は、インターネットでお申し込みいただけます。
○期限前完済手数料(消費税込)
●期限前完済をする場合は、16,500円(消費税込)の手数料が必要となります。
※期限前完済は、インターネットでお申し込みいただけます。
○その他の手数料(消費税込)
●借入後、金利タイプを「変動金利」から「固定金利」に変更する場合(固定金利適用期間満了時に再度お選びいただく場合を含む)、手数料は無料です。
※金利タイプの変更は、インターネットでお申し込みいただけます。
●その他の返済条件を変更する場合には、条件変更手数料5,500円が必要です。
団体信用生命保険 ●加入者が万一保険期間中に死亡または所定の高度障害状態になられた場合に保険金によりローンの残額が返済される「団体信用生命保険」にご加入いただきます。
これにより原則として、ご家族に負担が残ることはありません(保険料は三菱UFJ銀行が負担いたします)。
※くわしくは団体信用生命保険申込書兼告知書裏面の「団体信用生命保険のご説明」をご覧ください。
損害保険 ●「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」に加入いただけます(保険料は別途ご負担いただきます)。
●万一の場合に備え、「住宅ローン専用火災保険」に加入いただけます(保険料は別途ご負担いただきます)。
※保険内容についてくわしくは専用パンフレットをご覧ください。
三菱UFJ銀行が契約している指定紛争解決機関 ●一般社団法人全国銀行協会
連絡先:全国銀行協会相談室 0570-017109 または 03-5252-3772
受付時間/月~金曜日9:00~17:00(祝日・12/31~1/3等を除く)
その他 ●三菱UFJ信託銀行は、三菱UFJ銀行の銀行代理業者として「住宅ローン」をご案内しております。
●三菱UFJ信託銀行がご案内する三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用]は三菱UFJ銀行の商品であり、三菱UFJ信託銀行が提供するものではありません。そのため、三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用]のご契約(金銭消費貸借契約)は三菱UFJ銀行とのご契約となります。
●三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用]は、三菱UFJ銀行の店頭およびウェブサイトではご案内しておりません。
●返済用口座として、三菱UFJ銀行の口座を作成していただく必要があります。
●借入後の各種お手続き、ご相談は、三菱UFJ銀行のウェブサイトをご覧いただくか、三菱UFJ銀行コールセンターにお問い合わせください。
●延滞が発生した場合、特約利率を取り消し、適用金利を引き上げさせていただくことがあります。
●印紙税・抵当権設定にかかる登録免許税・司法書士あて報酬が必要となります。
●三菱UFJ信託銀行ウェブサイト内のシミュレーションより返済額を試算いただけます。
●一般的に住宅の建築工事では、天候・災害や建築会社の契約不履行等の影響で予定通り工事が完成しないなどのリスクがあります。住宅建築に際しては、これらのリスクを踏まえ、資金計画(工事代金の支払時期など)をご検討ください。
●申し込みに際しては三菱UFJ銀行所定の審査をさせていただきます。審査結果によっては、ご要望にそいかねる場合があります。
●借り換えの場合は、現在借り入れ中の住宅ローンの返済状況を確認させていただきます。
●金利情勢等により商品内容を見直す場合や、予告なく取り扱いを中止する場合があります。
ご留意事項 ●本商品は、申し込みから契約まで全てネットで手続きいただく商品です。
●以下に該当する場合は、「三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用]」をご利用いただけません。
1.申し込みから借り入れまで1ヵ月未満の場合
2.海外居住の場合
3.建物資金でかつ引渡前の借り入れの場合
4.担保物件が、定期借地権・借地権・保留地・仮換地の場合
5.1981年5月31日以前に建築確認を取得した物件(旧耐震基準の物件)の場合
6.勤務先および建築会社、不動産会社との提携ローンをご希望の場合
7.不動産会社経由で三菱UFJ銀行住宅ローンを申込済の場合
※その他申込内容によっては、ご希望にそいかねる場合があります。
参照:三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用] 商品概要説明書

 【参考】三菱UFJ信託銀行の住宅ローン(公式) 

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンの申し込み・審査の流れ

まずは事前審査

 三菱UFJ信託銀行の事前調査は、ネット専用商品のため、インターネットから申し込む。また、銀行窓口での相談や、ローン相談室では電話での相談も可能だ。インターネットでの申し込みは三菱UFJ銀行のサイトで行うため、三菱UFJ銀行の口座がある方はキャッシュカードを用意する必要がある。口座がない人でも、情報を入力すれば申し込みが可能だ。

 事前審査の結果は、三菱UFJ銀行からEメールで届く。

正式申し込みの手順は?

 正式な申し込みはインターネットで行い、契約WEBページ(マイページ)を開設する必要がある。簡易書類郵便でお客様番号(ID)とパスワードが届くので、マイページにアクセスし、必要な書類をアップロードする。必要書類については三菱UFJ銀行から連絡がある。正式審査も三菱UFJ銀行によって行われる。

借り入れまでの流れ

 契約もマイページで手続きできるため、来店は不要だ。ただし、抵当権設定のために、三菱UFJ銀行の指定する司法書士との面談が必要となる。また、借り入れ条件によっては、三菱UFJ銀行の店舗に行く場合もある。

必要書類は?

 必要書類には、本人確認として運転免許証またはパスポート、健康保険証、住民票の写しなどがある。給与所得者の場合は、源泉徴収票、住民税決定通知書または市区町村が発行する公的収入証明書で給与総額と課税額の記載があるものが必要だ。個人事業主の場合は、確定申告書、納税証明書を用意する。

 また、売買契約書、工事請負契約書、重要事項説明書、間取図、公図、不動産登記簿謄本などが購入・担保物件の種類によって必要となるため、準備をしておこう。三菱UFJ信託銀行の公式サイト

住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

 

都銀・ネット銀行の住宅ローンについて 質問 FAQ

Q住宅ローン金利の推移、見通しは?
A

変動金利については、過去最低水準です。ネット銀行では0.3%の変動金利も登場しています。
35年固定金利(全期間固定)は、2019年を底として若干上昇傾向にありますが、長い目で見れば最低水準であることに変わりありません。フラット35の金利は1.2〜1.4%程度(団信込み金利)で推移しています。

Q銀行のシミュレーション利用時の注意点は?
A

各銀行はシミュレーション機能を備えていますが、自社の商品しか計算できなかったり、手数料の取り扱いがバラバラだったりと、他銀行の住宅ローンと比較するには不便です。
本当にお得な住宅ローンを探したいのであれば、多数の銀行を一斉に比較できる返済額シミュレーションを参考にすべきでしょう。

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新規借入2024年4月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.298%
総返済額 3156万円
表面金利
年0.169%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,566円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/4/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【通常商品】5万5000円~
【変動フォーカス】借入残高×2.2%
【ステップダウン金利】16万5000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
自社商品は、3大疾病50%保障が無料付帯
実質金利(手数料込)
0.428%
総返済額 3226万円
表面金利
年0.298%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,227円
おすすめポイント

3大疾病50%保障+全疾病保障が無料
先進医療特約も無料で付帯
③無料団信でも、急性心筋梗塞・脳卒中の手術をすれば、ローン残高の50%を保障するなど手厚い対応

※同社または保証会社の審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.75%上乗せ。借入期間が35年超の場合は、住宅ローン金利に年0.15%を上乗せ
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
  • 通常の団信に加えて、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)50%保障(40歳未満)と、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯
  • フラット35も取り扱う

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

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手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.2%
■フラット35
【保証型】
融資額×2.2%
【買取型・新規借入】
融資額×1.1%
【買取型・借り換え】融資額×0.99%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は33,000円)
■フラット35
店頭のみ、無料
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限
※当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
全国
■フラット35
使い道
■自社商品
住宅に関する次の資金
・【新規住宅ローン】ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金、これにかかわる諸費用、健全な個人消費資金
・【借換住宅ローン】ご本人のご自宅にかかわる現在お借入中の住宅ローンの借換資金、これにかかわる諸費用、借換えと同時に行う増改築資金、健全な個人消費資金
年収
(給与所得者)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満18歳以上満65歳以下
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
■自社商品
住信SBIネット銀行指定の団体信用生命保険への加入を認められる方、国内に住んでいる方
無料の団信
一般団信
+全疾病保障
+スゴ団信・3大疾病50プラン(借入時年齢:40歳以下)
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合)
全疾病保障(けが・病気により就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
3大疾病50プラン(がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が50%に)
オプション
(特約)の団信
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳未満)
金利+0.20%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳以上)
金利+0.40%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
ワイド団信
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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