修羅場を体験できる育成機会を
よりいっそう増やす

 大転換期にある自動業業界にあって、Hondaは「移動」と「暮らし」の領域においてHondaらしい価値の提供を目指しています。

本田技研工業 執行役員  人事・コーポレートガバナンス本部長  コンプライアンスオフィサー
尾高和浩  Kazuhiro Odaka

 人づくりにおいては、既存事業の盤石化に向けた人材の最適配置や事業の価値転換に向けた専門性の転換により、現有人材を最大限に活用することを主眼に置いています。また新価値の創出に向け、他社と伍して戦える人材の育成とともに外部からも積極的に中核人材を獲得していく考えです。

 次世代経営人材の育成においては、複雑化する環境に対応できる感性と洞察力、決断力、突破力が重要と考えています。国内外約20万人の社員に機会を公平に付与し、若手の段階では現場経験と専門性の育成によって土台づくりを行います。中堅に対しては、他流試合(他社との議論の場)や階層別研修に加え、実力以上の職務を要求される修羅場や海外・異領域での経験を重ねることで自己成長を促します。そして各領域の中堅社員の中から優秀な社員を選抜し、グローバルリーダー育成プログラムや次世代経営者育成プログラムに参加させて育成しています。

 HR部門では人事的な固定観念にとらわれない取り組みに努め、今後はグローバルや修羅場を体験できる育成機会をよりいっそう増やしていきたいと考えています。