経営者(5) サブカテゴリ
ピーター・ドラッカーは、権力の一極集中化の害悪を身をもって知っていた。彼がいみじくも述べたように、組織は手段であるにもかかわらず、官僚制は組織を目的化してしまう。21世紀の経営は、組織による効率化ではなく、人間ならではの能力が価値創造の源泉となることを目指さなければならない。その処方箋として、「世界で最も影響力のあるビジネス思想家」であるハメルが主宰するマネジメントラボによる「未来の経営に向けた25項目」を紹介しよう。(コンサルティング編集部 岩崎卓也、音なぎ省一郎)

第16回
戦地から戻った幸一は、戦友たちの冥福を祈るため護国神社に詣でた。しかしそこで目にしたのは敗戦国の女の悲しい現実だった。幸一は闇市で女性用装身具を売る商売を始める。それは女性の美しさに一生を捧げた幸一の最初の一歩だった。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第16回!

第5回
スバルらしさとは何か――飛行機会社の思想がいまも受け継がれる富士重工の吉永社長は、顧客たちがスバルのどんな点に価値を感じていたのかを考え抜く。そして行き着いたのが、「安全を重視する」と「意のままに操縦できる運転の愉しさを重視する」という価値を訴求することだった。吉永社長インタビューの第2回は、「安心と愉しさ」を提供するスバルの事業戦略について聞いた。

第4回
タテ割りを排するための「戦略本社」、組織の巨大化に伴う経営上のデメリットを削減するための「事業部制復活ど、津賀改革の打ち手は着実に成果を上げている。その主たる担い手となるリーダーたちの人選に、津賀流マネジメントの特徴がある。

第7回
2016年4月1日の出荷分から、25年ぶりに値上げした赤城乳業の「ガリガリ君」。とても話題になり、その後も売上が落ちないと話題だが、同社のマーケティング部長・萩原さんは、「値上げ前は利益がまったく出ていなかった」と衝撃的な事実を教えてくれた。

第3回
ベストセラー『コア・コンピタンス経営』(日本経済新聞出版社)の共著者であるゲイリー・ハメルは、戦略やイノベーションの研究家として世界的な評価を得ている。21世紀に入ってから、彼の問題意識は「マネジメントイノベーション」に大きく傾いており、『ウォール・ストリート・ジャーナル』『ハーバード・ビジネス・レビュー』などの紙誌、ダボス会議やTEDなどのセミナーでは、もっぱら「未来の経営」「マネジメント2.0」について持論を披露している。今回のインタビューでは、彼が主宰するマネジメントラボの最新調査を踏まえながら、組織の官僚制を可能な限り縮小し、従業員一人ひとりのポテンシャルを引き出すことの重要性とインパクトについて考える。(コンサルティング編集部 岩崎卓也、音なぎ省一郎)

第15回
終戦から10ヵ月が過ぎ、京都の塚本家ではいまだ戻らぬ幸一の生死を案じながら過ごしていた。そうしたなか浦賀港に帰還した幸一は、ついに祖国の土を踏むことになる。一路京都へと向かった幸一は、家族と感激の対面を果たす。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第15回!

第2回
富士重工業(スバル)の快進撃が続いている。好調な北米市場が牽引し、昨年度の販売台数は4年連続で過去最高を更新。販売台数では最大手のトヨタ自動車の10分の1、業界シェアはわずか1%にもかかわらず、売上高営業利益率は実に17.5%とトヨタ自動車の10%をはるかに上回る。かつて、富士重工業の筆頭株主だった日産自動車が経営悪化に伴い保有株をゼネラル・モーターズに売却。さらにトヨタ自動車へ渡るなど、大手メーカーの狭間で世界的な再編の波に翻弄された後、2008年度と2009年度は最終赤字に転落した。規模こそが勝ち残りの要件とすれば、富士重工業は明らかに負け組だった。にもかかわらず、なぜこれほどの高収益企業に変貌することができたのか。そこには、これまでの自動車業界の常識を覆す吉永流の「脱・常識経営」があった。

第6回
夏だ、アイスだ、ガリガリ君だ!今回はガリガリ君の製造・販売元の赤城乳業をレポートする。8年間も値上げを我慢した挙句、「お詫びCM」を流せば、それが海外メディアにも報じられるなど、この会社は何か“持っている”。まずは工場見学へと向かった。

第1回
パナソニックの「津賀改革」には、いくつかの特徴がある。ほぼ6カ月単位で勝負をかけメリハリをつけていること。インパクトのあるメッセージを常に意識して打ち込むこと。しかも、それらは時代と世界への観察をもとに、「構図」を描き、シンプルなキーワードで発信されている。さらに、朝令暮改を恐れず物怖じしない。それでいて、基軸はぶれない。2014年度には、中期計画の営業利益3500億円以上と累計キャッシュフロー6000億円以上を前倒しで達成。2018年度(創立100周年)の売上げ10兆円は撤回したが、今期中に先行投資による「意思を込めた減益」でB2B事業の礎を固めるという。“群盲象を撫でる”ような巨大企業の経営改革を、いかにして達成し、「未知なる未来を創造」するのか。その核心を語ってもらった。

第14回
中立国タイを目指し敗走を重ねる日本軍。55名所属の幸一の部隊も生存者わずか3名となってしまう。戦死、餓死、自死による遺骸が打ち捨てられた“白骨街道”を越え、ようやくタイにたどり着いた幸一たち。そこで知ったのは祖国の敗戦だった。ワコール創業者塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第14回!

世間では優良企業の代表選手とされた世界一のガラスメーカー・旭硝子。だが、若手社員の断続的な流出に頭を悩ませ、米ウォルト・ディズニーのアイディア創出法をアレンジして導入するなど、閉塞感と向き合う企業の実像が浮き彫りになった。

第13回
病に倒れた幸一は半月後戦線に復帰する。そこはまさに地獄の戦場だった。本格化する雨季、底をつく食糧と武器、襲いかかるマラリア、英印軍の猛烈な空爆と砲撃。ついに日本軍はインパール作戦の中止を決める。しかしそれは史上最も悲惨な退却戦の始まりでもあった。ワコール創業者塚本幸一の本格評伝、連載第13回!

第5回
NECグループはサイバーセキュリティを注力領域と定めているが、2016年4月にCISO(Chief Information Security Officer)を新設した。そのCISOに就任した龍野氏に、サイバーセキュリティに対する考えや取り組み、人材の育成・登用について聞いた。

第12回
先遣隊としてビルマ奥地の村に入った幸一は、現地の人々と交流し協力を取り付けていく。そうしたなか、いよいよ世界の戦史上最も無謀な戦いとさえ評される「インパール作戦」が始まった。ワコール創業者塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第12回!

第11回
戦局が悪化の一途をたどるなか、幸一は中国戦線で新米下士官として逞しく過ごしていた。昭和18年3月、ビルマ方面軍が創設され、司令官として牟田口廉也中将が着任。これが後の地獄のインパール作戦へとつながっていく。ワコール創業者塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第11回!

第10回
幹部候補生試験で甲種合格に失敗した幸一は、伍長として原隊に復帰することになる。新米下士官のいうことなど聞かない古参兵たちに囲まれながらも、度胸と商才で幸一は周囲に認められていく。ワコール創業者塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第10回!

第4回
宮崎に本社を置き、九州一円に11店舗のホームセンターを展開しているハンズマン。1914年の創業以来、「お客様第一主義に徹する」を企業理念に掲げ、20期連続増収増益を達成している。日本全国から出店要請があるというホームセンターを創りあげたのは、父親の後を継ぐために東京から宮崎にUターンした大薗誠司社長だ。

第9回
入隊から4ヵ月、いよいよ幸一は初陣となる作戦に参加することになった。中隊長も戦死する過酷な戦場。そこで幸一が経験した奇跡のような出来事とは? ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第9回!

第5回
SNSを使ったマーケティング戦略は、近年、BtoCの企業にとって重要な戦略だが、成功している企業はそれほど多くない。山芳製菓の「中の人」ヲリハラさんは、臨機応変なアイディアと機動力で企業公式ツイッターの中で最も注目を集める一人だ。
