ワークライフバランスに力を入れているクラスメソッドでは、マネージャークラスのメンバーも育休を取得しています。今回は実際にプロジェクトリーダーとして育休を取得したCX事業本部の鈴木駿之介が、自身の経験を語ります。

自分ごとの範囲を広げたい。たどり着いた心地いいサービスづくり

▲ CX事業本部 鈴木駿之介

私はクラスメソッドのCX事業本部で主にプロダクトマネジメントとして、お客様に寄り添い、ビジネス要求の整理から体験設計、ビジネスと技術の調整、プロジェクト進行管理にコミットしています。

クラスメソッド以前は、ITビジネスとはまったく関係ないところで働いていました。大学でマーケティング、主にブランディングを専攻していたことから、PR会社で戦略企業広報として働き、その後、大学受験予備校のマネージャー、サポートエンジニア、iOSアプリエンジニア等を経験しています。

改めて自分のキャリアを俯瞰して考えてみると、一見ばらばらの点ですが、自分の中では一本の線がありました。「心地いいサービスを増やして、世界をちょっと気分良くしたいなぁ」ということです。

私にとって、「心地いいサービス」とはざっくりふたつのエッセンスがあると考えます。「1、サービスを使うときに気分がいいか」 「2、そもそも良いサービスであるか」 です。

たとえば、コーヒーにお金を払うとき、コーヒー自体の美味しさもあるけど、接客やお店の雰囲気、そのブランドと接していると気分がアガる、とかの観点もありますよね。どちらも欠かせないと考えてます。

話を自分の話に戻すと、3つのフェーズで実績を積んできました。実際は重なり合っているのですが、「世の中に出すところの最適化」、それを「つくるところの最適化」、そもそも「つくり始めの最適化」それぞれのポイントで実務を積むことで、全体最適を目指しつつも、少しずつコアな部分の実績も集まってきました。

現在のプロダクトマネジメントの役割においては、“つくり始めからつくるところ”、をメイン領域とし、ビジネス目的を達成するプロダクト開発をしています。お客様や開発チームと会話し、コスト、スコープ、納期の観点から健全なプロジェクト管理を目指しています。

今後は、より体験設計ベースの納得感あるサービス開発、ビジネス全体の最適化領域についても、価値提供できればと考えています。

また、クラスメソッドとの出会いについても触れたいと思います。2017年8月にクラスメソッドへジョインしたのですが、もともとクラスメソッドは転職活動をする前から知っていたんです。iOSアプリエンジニアであったとき、iOS開発界隈では技術ブログ「Developers.IO」で有名でした。

そして、2014年のiOSに関するイベント( https://dev.classmethod.jp/news/yxcm/ )に参加して社員の話を聞いたこともありました。後にここへ転職を決めたのも、そのときの印象が影響していたかもしれません。

チームに助けられる前に、自分でもベストを尽くす

▲ 顧客体験のプランニング例

今ではプロジェクトとの関わりという点では、私自身がコードを書くことはありません。基本的にはお客さまや開発チームと接することが多いですね。担当範囲は幅広く、深いです。

案件獲得から進行管理、保守運用まで。新規案件プリセールス、開発、既存システムの保守運用、お客さまとの窓口的なことから、調整的な役割も行います。そんなわけで、かなり各所との関わりが強い業務内容ではあるのが実態です。

入社する前から、クラスメソッドに育休制度があり、ワークライフバランスを大事にしている会社とは知っていました。ですが正直、プロジェクトマネジメント職であっても本当にそういった制度が利用できるかは、懐疑的でしたね。そういったまとめる立場にいる人が、簡単に仕事を休めないんじゃないかとも疑っていました。

入社後、時が経ち、自分の妻が妊娠したタイミングが訪れました。そこで上長に「育休を取りたいです」と相談したら、すぐに「いいよ、関わっているプロジェクト人員含めて検討する」と返答があったんですが、やっぱりメンバーに負担をかけたくない気持ちがあって、取りにくさは感じていましたね。

なので、なるべくメンバーに負担をかけないよう、育休取得前は稼働を上げて開発チームが止まらないようにベストを尽くしました。けしていいことではありませんが、そのころは部内でも1位か2位の稼働だったはずです。

その上で、関わるメンバーにはたくさん助けてもらいました。1カ月まるっと休ませていただいたのですが、それもメンバーががっつり業務をカバーしてくれたおかげだと思います。本当にありがたかったですね。

業務シェアリングの仕組みのおかげで、家事や育児に集中させていただき、安心して子育ての走り出しに力を入れることができました。実際、男性でも育児休暇の取得は当たり前の文化になっています。また、社内Slackチャンネルでも子育てパパ同士が「キモくないお父さんに私達はなる!!」の標語のもと、日々カイゼンを繰り返しています(笑)。

様々な働き方は、一人ひとりのセルフマネジメントから

▲ 自然を感じるOFF

実際、会社制度はかなり様々な働き方に対応できる柔軟性があると思っています。性善説で成り立っている部分もあると思うのですが、だからこそ、社員一人ひとりがセルフマネジメントし、その環境を維持していく義務があると思います。

チームに情報共有や引き継ぎなどが済んでいることが前提ですが、有給は取得しやすい環境です。ほんの一例ですが、大型連休に札幌に行こうとしたときのことです。土曜日に飛行機のチケットを取るとめちゃくちゃ高いので、木曜日に有給をとって移動し、金曜日に札幌オフィスで勤務するようなスケジュールにしました。こういう有給も、簡単に取れます。

有給が簡単に取れるもうひとつの証拠としては、丸3年の勤務の内、海外旅行にも4回行けていますね。クラスメソッドはコアタイムが11時から15時までなので、15時まで勤務してその足で空港へ!ということも可能です。この制度のおかげで、満員電車を避けられるし、早起きが苦手な方にはピッタリです。

有給の取得については、基本的に誰も断られたことは無いんじゃないかな?と思います。もちろん、引継ぎなどの事前にすべきことは、当たり前にやっておく必要はあります。

クラスメソッドにはON / OFFを大事にする文化があります。社長も「いい仕事はいい休みから」「集中、工夫して成果を上げる」という考えを常に伝えています。また、客先直行後にオフィス寄らずにリモートワークをして直帰することや、逆もよくあり、セルフマネジメントをし、業務を調整できます。

家族が風邪でダウンしているときなど、見守りができるのでリモート勤務の制度があってよかったなと思います。社風として、多様性を認め合うという考え方もベースにあり、持ちつ持たれつの文化が醸成されてきているのだと思います。

チャットコミュニケーションやWeb会議が当たり前の文化なので、出先でも業務が止まることはありません。実際に今までの案件でも、東京や大阪、札幌など、多拠点・リモートで業務を進めることはよくあるので、その慣れやノウハウもたまってきてますね。

もちろん、そういった制度に助けてもらうばかりではありません。私は自分の業務だけでなく、イベント・説明会への登壇やインタビュー対応など、会社の採用活動に関わることにも積極的に協力しています。通常業務がある中で対応することは大変なんですけれど、依頼されたときは、可能な限りなるべく断らないようにしたいと思っています。そういったお仕事をお願いしてくる人たちは、自分が困ったときにも必ず助けてくれる仲間だと思うので。

心技体バランスをとれているからこそ、全部いいスパイラルにできる

▲ 小さな火種をもっと大きな火に

最初はざっくり、ものづくりがしたいと思ってエンジニアに転身しましたが、最近ではプロダクトマネージメントを経験し、結構ハマっているなと考えています。個人的には、さらにサービスの設計・デザインといったところの実績を積んでいきたいですね。クライアントがどういう課題を抱えているのか、要求をもっと聞いて、求めている顧客体験を表していくような。

クライアントとクラスメソッドがワンチームとして、合意する。それを、リアルなシステムの設計に落とし込む。そういう活動をやっていきたいなと思っています。

そんなとき、一番重要なのはクライアントの先にいるユーザーのことです。自分はITに詳しいほうではあるものの、普通の人の気持ちを想像するプロでありたいと思っています。普通の感性を維持するのに大事なのは、心身ともに健康、ヘルシーな状態でいること。ワーカホリックではインプットもないし、普通の感性なんてないですよね。

ここでつながってきました(笑)。オンもオフもどちらもつながっている。心技体バランス取れているからこそ、いいスパイラルに持っていけるのだと思います。

チャレンジが多いほど、もちろんうまくいかないときに凹むこともありますが、そういうときは会社のサウナ部で気分転換します。48名もいて(取材日現在)、結構活発なんですよ。会社の中で一番盛り上がっている部活かもしれません(笑)。

サウナ室ってめっちゃ高温なので、頭が「生き延びるモード」だけになるんですね。ある意味、強制的にもやもやがなくなる。その状態で水風呂入ると、強制的に体が生き返る。その差が、「今ここにいる自分」を認識させてくれる。自分を見失いそうなとき、サウナっていいものですよ。

クラスメソッドにやってきて、丸3年が経ちました。今改めて感じている会社の魅力は、いろんな業務ができることですね。いろんなスキルを試すことができます。自ら主体的に動けば、好きなだけ経験値は得られる環境です。短い人生、働いているときも、欲張りでいたいですね。これから入社される皆さんも、ぜひ、一緒にクラスメソッドをよりよい会社にしていきましょう。