2019年現在──早いものでMacbee Planetは設立から4年になりました。今回は、働き始めて5カ月が経とうとしている新卒の成田樹央と中尾賢一の熱意に迫ります。

軸が異なるふたり。彼らはなぜMacbee Planetへ?

▲中尾賢一(ナカオケンイチ:写真左)、成田樹央(ナリタミキヒロ:写真右)

2019年4月に入社した成田樹央と中尾賢一は、5カ月経った今、第1コンサルティング部に所属しています。主に美容系のクライアントを中心にマーケティングとプロモーション設計を担当している彼らですが、大学時代はとくに、マーケティングやプロモーション関連の勉強はしてきませんでした。

成田 「大学生活は、競争戦略や、仮説を持って思考することに関して学ぶゼミ、そして塾講師のアルバイトの占める割合が大きかったなと感じます。マーケティングに関しての知識はあまりなかったですね」
中尾 「僕もとくにマーケティングの知識を深く学ぶことはしていませんでした。人と話すことが好きで、『もっといろんな人と話したい』『マルチリンガルになりたい』という想いから、外国語学部のあえて日本語学科で学びました。
言語にまつわるさまざまなことを学ぶことができましたし、在学中は国内外問わずいろんな場所で大好きなダンスをしたり、本当にいろんな人とコミュニケーションを取ったりしてきたので、視野も広がったと思います」

成田は東京、中尾は大阪と、場所は違えどともに充実した大学生活を送っていました。

そして訪れる大学3年生の冬。学内で就活ムードが濃くなるにつれ、ふたりは将来のことを深く考えるように。

成田が就職活動の軸にしたのは、彼の大学生活の大きな割合を占めていた塾講師のアルバイト経験です。

成田 「僕は自分が卒業した塾で塾講師をしていました。もともと数学が苦手だったのですが、そこで学んでいたらみるみるうちに楽しくなってきて。
“嫌い ”だったものが “好き ”に変わるという体験をさせてもらったんです。だから自分も後輩にそんな体験をさせてあげたいと思いその塾で講師をしていました」

“嫌い”だったものが“好き”に変わる。そんな体験をもっと多くの人に──。

そんな想いを抱いた彼が志望したのは、広告業界。「広告の力で、何かに対して抱いていたマイナスな感情をプラスの感情に変えることができるのではないか」と考えたのです。

一方で中尾は、とくに業界は絞らずに自分の好きなことを基軸に就職活動をしていました。

中尾 「僕はとにかく “人と話すこと ”が大好きなので、業界は決めず “いろんな人と話せる ”ことと“ いろんな価値観が混ざり合う ”場所を求めて就職活動をしました」

在学中はダンスサークルに所属し、個人でも国内外さまざまな場所に赴いてショーに出演していた中尾。大学3年生のときには休学してワーキングホリデーでオーストラリアに行ったりと、コミュニケーション能力のみならず行動力も抜群です。

中尾 「僕が Macbee Planetを知ったのは、ベストベンチャー 100に載っているのを見たときです。しかしもう説明会も終わっていたので、ホームページの問い合わせフォームから面接の依頼を送りました。
ありきたりではおもしろくないと思い、面接には一般的な履歴書・詳細な履歴書・自己流にアレンジした履歴書・英語の履歴書の 4つを持参したんです。
そしたらこれがウケたみたいで、内定をもらえたときは自分の感性も認めてもらえたようで嬉しかったですね」

ふたりの志望動機はまったく異なっていました。しかし、入社の決め手には、ある共通点があったのです。それは、「懐の深さ」でした。

成田 「内定後もいくつかまだ他社の選考が残っていたんです。
ベンチャーはいわゆる “オワハラ ”がわりとあるらしいのですが、マクビーの人事はそれどころか『後悔しないように頑張って』と背中を押してくれたんです」
中尾 「僕なんて面接の時に『 3年で辞めて New York Universityに行きたいです』と言ったんですが、『かっこいいね!じゃあその夢かなえようよ!』と言ってもらえました。まだ入社すらしていない就活生が辞める前提で話しているのにと驚いて、ここで働きたいなと思いました」

理想と現実の間を揺れ動く日々 周囲の差し伸べる手に救われた

▲先輩ともコミュニケーションを取り、楽しんで仕事をしています(写真右:中尾)

入社してすぐの社外研修、それからさっそく始まったクライアントワーク。

成田と中尾は、入社前に聞いていたビジョンや理念、クライアントファーストのモットーといった価値観のもとで自分たちも働けると、期待に胸を膨らませていました。

しかし、そう簡単にいかないのがビジネスの世界です。会社に慣れることも社会人としてのいろはを身につけることも、すべてが初めてで、てんてこ舞いの日々でした。

中尾 「僕はこれまで、そんなに心が砕けるような大きな挫折も経験せず、やろうと思えばそれなりにはできる方でした。それが社会人になって初めて “自分のできなさ ”に直面しました。
ちょっと考えたらできることができなかったり、理想や夢を持っていながらまったくそれに基づいた行動ができなかったり、そういうところに悔しさも感じていました」

学生時代とは勝手が違うことをひしひしと感じる毎日。しかし、だからといってクライアントに提供するものに手は抜けません。理想と現実の間で葛藤しつつ、乗り越えていきます。

中尾 「いろんな人に支えてもらった 5カ月間でしたね。どうすべきなのかわからず、安パイな思考に流れそうになったときがあったのですが、ある先輩が『ビビって仕事をするようじゃ何もうまく行かない。“施策ありき ”じゃなくて “クライアントの課題ありき ”で考えないと意味がないよ』と声をかけてくださって。その言葉で自分のやるべきことが見えた気がしました」
成田 「僕も周囲の人々の助けがあってこそモチベーションを維持できました。今僕自身がなんの仕事をやっていて、それがどのようにつながってクライアントにどんなふうに貢献できるのか、という導線を先輩が可視化してくれていて、やる気が出ましたね。
それに、マクビーの人ってどんなことも笑わないできちんと受け止めてくれるんです。だからいい意味で遠慮なくなんでも挑戦できます。自分もそんな先輩になりたいな、と素直に思いますね」

さらに成田にはもうひとつ、大きな意欲の源泉がありました。Macbee Planetは昨年、福岡に拠点を開設しました。当時インターン生として働いていた成田は、ゆくゆくは福岡オフィスを率いる存在になりたいと考え、福岡の開拓を志願したのです。

成田 「不安はもちろんありました。まだ仕事らしい仕事をしていないどころか、当時の僕はインターンでしたから。でも新規の立ち上げという魅力は大きくて、後悔したくなかったんです。なので、思い切って小嶋代表に伝えてみました。
そうしたら、『いいね!やってみなよ!そうしたら、どうすれば拠点として基盤が築けるのか考えてきて』と言われて。嬉しさがこみ上げると同時にすごく驚きました。
そこからはまず、小嶋代表にプレゼンして、達成のためのアポ取りの課題をもらって、という感じで進んでいきましたね。この福岡開拓は今達成したい大きな目標のひとつなので、働く意欲の源でもあります」

成田と中尾は、周囲に支えられつつベンチャーならではの “圧倒的成長スピード”で成長していきます。 

“成長した”とは感じない、そう口をそろえるワケ

▲デスク周りも自分の使いやすいように工夫していました

Macbee Planetでは業務終わりの終礼で“いい動き”と“実績”を挙手制で発表する時間があります。またその時間以外でも、何か良いことがあれば褒め合うのがマクビーの環境。入社してしばらく経つと、ふたりに関する良い発表や、社内で耳にするお褒めの言葉も増えました。

しかし彼らは自身の仕事に対して“成長した”とはあまり感じていません。

成田 「たしかにできることも増えては来ているんでしょうけれど、成長したなとはあまり感じないですね。僕の周りにはすごい先輩がたくさんいますし、僕はまだそのレベルに達していません。そこまでいって初めて『成長した』と言えると思います」
中尾 「僕も自分的には、全然成長したと言えるレベルではないと思っています。そう感じる理由としては、同期の存在が大きくて。僕は同期みんなを本当に尊敬しているんです。
たとえば成田くんなら、飲み会の席での気の遣い方がスマートで、すごく勉強になります。僕にはできないことをできているというある種の嫉妬というか。自分の足りない部分を浮き掘りにしてくれます。だからまだ成長したとは言えないなと思っていますね」

入社当初から徐々に仕事にも慣れ、少しずつ実績を残しているふたり。しかし現状に甘んじず、常に向上心を忘れません。クライアントファーストのモットーを胸に、新卒でも先輩と同じかそれ以上のレベルの価値を提供することを心がけています。

そんな彼らも小さな手応えを感じる機会が増えてきました。

成田 「初めのころはなかなか取れなかったアポが取れるようになったり、福岡営業にひとりで行けるようになったり、できることの幅が広がったなと思います。また、自分の提案がクライアントに通ったり媒体を開拓できたり、小さな手応えの数は徐々に増えたかなと思います」
中尾 「初めのころは『上司がこうだから自分もこうする』といった風にいわば上司の模倣ばかりで、今思うと『自分がやるんだ』という意識が低かったと思います。でも積極的にクライアントとコミュニケーションを取り、自分がやっているという責任感を持つようになってからは、手応えもやりがいも出てくるようになりました」

実際にやってみて、失敗から学ぶという実践的スタイルで駆け抜けた5カ月間。

思い切って挑戦することや、主体的に動くことの大切さを実感し、一つひとつ積み重ねながら歩んでいます。

成田 「福岡の新規開拓だって、不安がないと言ったら嘘になります。でも確実に自分の力にはなります。そして新規開拓の営業力だけでなく、自分がフロントに立ってプロモーションを回せるようになれば、自分の引き出しも広がると思います。
だから自分でゼロから構築する力をつける修行だと思って何にでもチャレンジするようにしているんです」

“もっとできるはず”が夢や目標を実現させる

▲同期入社、同じ部署。彼らが次世代のマクビーをつくり上げる(写真 左:成田 右:中尾)

入社当初こそ日々の業務をこなすことで精一杯だった成田と中尾ですが、今は積極的かつ主体的に動くことで手応えをつかんできています。

Macbee Planetが掲げる“クライアントファースト”のモットー。

彼らはこの5カ月間でその大切さを感じるとともに、この仕事は周りの支えなしでは何も成立しないということに気づかされました。

中尾 「クライアント、メディア、いろんな方々の間に僕らがいるので、僕が自分のことだけ考えてわがままに推し進めたところで、結局なんの成果も出ず誰も得をしないということがよくわかりました。
だから僕は、クライアントと積極的にコミュニケーションを取って、クライアントが本当に望んでいることをきちんと把握し、達成に向けて動くということを心がけています」

なるべく電話をしてクライアントの声を聞く。お会いしないときでも、メールだけでなく発言や声色から微妙なニュアンスを感じ取る。クライアントとコミュニケーションを積極的に取っているからこその気づきも得られました。

中尾 「実はクライアントから学ぶことってすごく多いんです。ちょっとした会話からヒントを出してくれたりすることもありますし、僕のご提案だけでなく仕事の進め方に対しても、“そこはもっとこうするとうまくいくかもしれないよ ”と助言してくださったりします。
クライアントの存在があったから “楽しい ”と思える仕事ができているのかなと思いますね」

やること、感じること、すべてが将来の糧になっていると実感できる毎日。

「もっともっとできるはず」そのハングリー精神から、プライベートの時間もノウハウを吸収しに動くことを厭いません。

成田 「いろんな人に会って価値観を共有したほうが良いなと思い、同業他社の人と積極的に関わるようになりましたね。
マクビーでもツールを今開発していますが、今後 Instagramなど SNSを活用したプロモーションも成長してくると思います。そういったところも先見の明を持たなければいけないと思いますし、勉強して常に情報をアップデートいかないと、今は良くてもいずれクライアントの信頼を失いかねないと思います」
中尾 「社外の人と会うと、また違う価値観に触れることができていいですよね。僕も最近交流会とか勉強会によく行くようにしています。
いろんな人としゃべること自体がもう楽しいですし、その上思ってもみなかった方向から考え方が降ってくる人もいらっしゃるので勉強になります。知り合った方と後日お打ち合わせをしたり、ビジネスにも役立っていいですよね」

マクビーに入社してからというもの常に主体的に学び、仕事からも学び、学びが尽きることはありません。決して楽とは言えない毎日ですが、それでも頑張れるのは少しずつ感じる手応えと、向上心があるからです。

成田 「マクビーではもちろん、今頑張っている福岡開拓に注力していきたいです。もっと多くの人にマクビーの提供できる価値で課題解決のお手伝いをしたいです。いずれは拠点を支社にするほど大きくして、福岡のマクビーを率いる人間になることが目標です」

“夢・目標をともに実現し続ける”会社Macbee Planet。その新卒採用2期生として2019年に入社した成田と中尾は日々直面する壁を乗り越え、それを糧にして着々とスキルを磨いています。

クライアントのために、ひいては社会、そして世界のために。彼らはすべての経験から“学び”を吸収し、考えられるすべてをもって全力で価値を創造し続けます。

「成長したな」そう胸を張って言えるその日まで──。