ペイメント事業部アシスタント課 課長代理 木川 朗子(きがわ あきこ)。2013年にファーストペンギン社に中途入社し、2018年4月に産休育児休業を取得。今回は休暇取得時の話、そして彼女の目指す仕事とプライベートの両立についてご紹介します。

広告代理店時代──そして転職へ

▲メンバーとの勉強会での一コマ

2013年4月にファーストペンギン社に中途入社した木川。

前職では広告代理店に勤務していたが、そこでの仕事は楽しい反面、残業や業務量が多く、自身の今後のワークライフバランスに不安を抱いていた。

木川 「仕事はすごく好きで、もともとずっと働いていきたいと思っていました。ですが、前職では『この先 10年 20年同じ残業、業務量をこなせるのか……』という不安がありました。仕事と私生活の両立が私の人生の軸だったので、長く働ける会社を探していたんです」

前職でも産休育休制度など、長く働ける環境はあった。実際に取得している人もいたが、働きながら子育てをする具体的な想像ができなかったと言う。

木川 「実際に産休育休制度を取得している人もいました。ただ、子どもができたときにこの業務をこなす自信がなかったんです。お休みをもらっても復職後に同じ時間、同じ業務をこなすという想像もできませんでした。
仕事を長く続けるために、しっかりと仕事と私生活のバランスを取ることのできる環境を求めて、転職を決意しました」

「好きな仕事を長く続ける」がかなえられる場所

▲育休中の木川と子ども

長く仕事を続けられる職場という軸を持って転職活動をしていたところ、ファーストペンギン社と出会った。

木川 「今まで代理店事業にずっと携わってきたからこそ、自社メディアを持っている企業にすごく魅力を感じたんです。一番の決め手は、面接のときに自身の今後のライフプランを話した際、『制度も整っているしココなら長く働ける会社だ!』と感じたことです」

広告代理店で働いていた前職の経験を生かし、現アドマーケティング本部の前身である、広告事業の新規立ち上げにアサインされたのだ。

入社から数年、仕事面ではもちろん、結婚・妊娠と私生活の充実度も上がってきた。それと同時に木川の中に不安が生まれた。「仕事を長く続けたい」という自身のライフプランが「子どもを育てながら働きたい」と変わったのだ。はたしてそれはかなえられるのか、同じ事業部のメンバーは休業・復職をどう思うのだろうか、私の戻ってくる場所はあるのか……。

そんな不安を抱えながらも当時のメンバーに話したとき、言われた言葉がある。

木川 「『木川さんが戻ってきたらこういう風にできるように』と、戻ってくることを前提に話してくれたんです。休業に入る前から復職を受け入れてくれるということがすごく嬉しくて、今の私にできることをしっかり行おうと思いました。本当に温かいメンバーに恵まれましたね」

事業部のメンバーとは、長きにわたって協力できる関係性を築いてきたこともあり、全員見ている方向は一緒だった。

休暇からの復職、異動──新たなチャレンジへ

▲今年の夏、子どもといった水族館での一枚

今まで仕事第一で歩んできた木川にとって、好きな仕事ができず、初めての育児には不安も多くあったが、今振り返ると学びのある1年だったと言う。

木川 「 1年なんてあっという間でした。初めての育児が予想以上に大変で、仕事のことを考える時間もありませんでした(笑)。仕事を休みたくない気持ちや、キャリアを止めたくないという気持ちもありましたが……。大変なことばかりでしたが、毎日子どもといられて、成長を見ていくことはすごく楽しかったんです。もちろん、復職できるのは楽しみでもありました。
でも、やっぱり不安の方が大きかったです。今までずっと仕事優先だったので、こんなに仕事と離れていて仕事を覚えているか、本当に戻れる場所はあるのか、とか……」

そんな木川の不安は、復職してすぐに解消された。仕事に慣れるまでの間、メンバーにはたくさん迷惑をかけたが、すごく温かく支えてくれたことで心に余裕ができた。

木川 「子どもが突然熱を出したとき、『子どもを優先させてください!』と仕事を代わってくれたり……恵まれた環境にいるな、とあらためて実感しました」

所属していたアドマーケティング本部アシスタント課に復職し、少しずつ仕事に慣れてきたその2カ月後、突然の人事異動が決まった。アクアゲイツ(ファーストペンギン社が運営する決済代行システム)を運営する事業部に新設された、アシスタント課の課長代理を任されたのだ。行う業務内容はもちろん、メンバーも今までと異なるため不安を感じた。

木川 「今までとは違う業界なので、イチから学び直すことはもちろん、事業部自体が休業に入ってから本格始動したところだったので、メンバーも知らない方が多かったんです。なので、最初に異動の話を聞いたときは、不安しかありませんでした(笑)。
ただ、復職してから、以前の事業部で少し働けたのは自分の中ではすごく大きかったですね。仕事へのリハビリ期間というか、育児と仕事の両立が軌道に乗ってから異動することができたので、心に余裕を持てました」

仕事も育児も、楽しみながら

▲仕事中も笑顔を絶やさない木川

異動当初はさまざまな不安を抱えていたが、実際に同じチームになると不安はあっさりと消えていったと言う。

2019年現在は、チームの体制を立て直すという目標を立てて日頃から業務を進めている。

木川 「新しいメンバーが入社する予定ですが、現在のメンバーももちろん、働きやすい環境をつくることにまずは力を入れています。まずは体制をしっかりつくりたいです。その後は、自分自身初めての業界、そしてこれからもっと活発化していく業界なので、知識を増やして営業さんたちをもっとバックアップできるチームにしていきたい」

木川は「育児面でもまだまだこれから先、大変なことも待ち受けているんですけどね」と笑いながら話した。

木川 「子どもが 3歳になるまで時短勤務が取得できるんですけど、もともとの性分なのかもう少し早めに通常勤務に戻そうか迷っています。子どもといることも仕事も楽しいので、難しいところなんですけどね(笑)」

仕事と育児の両立に奮闘し、多忙な毎日を送っている木川だが、話をしてくれる顔はとても輝いて見えた。今後も彼女は周りの支えを力に変え、仕事も私生活も充実させていく。