【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 47,927.96 △559.33 (11/11)
NASDAQ: 23,468.30 ▼58.87 (11/11)
1.概況
前日の米国市場は高安まちまちでした。前日に続き、米連邦議会上院での政府機関の一部閉鎖解除に向けたつなぎ予算案の可決を受けた買いが先行しました。一方でハイテク株は売りが優勢で、エヌビディア[NVDA]やメタ・プラットフォームズ[META]が軟調な推移となりました。
ダウ平均は小幅高で取引を開始するも、日中は堅調な推移となり上げ幅を拡大する展開となりました。右肩上がりで上昇したダウ平均は559ドル高の47,927ドルをつけ、10月28日以来の最高値を更新し、3日続伸で取引を終えました。
S&P500株価指数は14ポイント高の6,846ポイントで小幅高、ダウ平均と同様に3日続伸となりました。一方でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は58ポイント安の23,468ポイントで反落しました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち10業種が上昇しました。ヘルスケアが2.3%高でセクターの上昇率トップとなりました。そのほか、エネルギーや生活必需品、素材、不動産の4業種が1%台の上昇となりました。一方で情報技術のみ0.7%安で下落しました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中26銘柄が上昇しました。メルク[MRK]が4.8%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。アムジェン[AMGN]も4.6%高とヘルスケアの上昇が目立ちました。ナイキ[NKE]が3.9%高となったほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]など計7銘柄が2%台の上昇となりました。一方で4銘柄が下落し、中でもソフトバンクグループ(9984)が全株式を売却すると伝わったとされるエヌビディア[NVDA]が3.0%安と大きく下落しました。
ダウ平均構成銘柄以外では、クラウドサービスのコアウィーブ[CRWV]が、市場予想を下回る収益見通しが嫌気され、16.3%安となりました。メディア事業のパラマウント・スカイダンス[PSKY]は、市場予想を上回る決算内容と、ストリーミングサービスである「パラマウント+」の価格引き上げを計画していると発表し、9.8%高となりました。
5.為替・金利等
債券市場は、ベテランズデーのため休場でした。12日朝のドル円は154円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場はハイテク株を除き、堅調な展開となりました。ダウ平均の上昇を受けて、日本市場では買いが優勢でのスタートが見込まれます。昨日決算発表を行ったソフトバンクグループ(9984)は中間利益が前年同期比約2.7倍の3.3兆円と好決算を発表しており、同銘柄の物色にも注目です。また本日の取引時間中にも、クラレ(3405)やENEOSホールディングス(5020)などの決算発表が予定されています。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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