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今週の日経平均株価は、中東情勢やトランプ大統領の発言の影響で
連日荒い値動きを見せたものの、最終的に5万3000円台にとどまる
今週(3月30日〜4月3日)の日経平均株価は下落し、最終的に先週末と比べて249.58円(0.47%)安い5万3123.49円で終えました。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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週明けの3月30日は、中東情勢の緊迫化からリスク回避姿勢が強まったことで前週末比1487円安と大幅に下落し、一時は5万1000円台を割り込みました。翌3月31日も大幅続落で、一時5万558.91円まで売られる場面も見られました。
米国時間の3月31日は米国市場が大幅に上昇。前日にトランプ大統領が、ホルムズ海峡が封鎖されたままでもイランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示したと報じられたことで、米国とイランの軍事衝突が終結に向かうとの期待が高まった結果です。この米国株の上昇を受け、翌4月1日の日経平均株価は5日ぶりに反発し、前日比2675円高と歴代4番目の上げ幅で5万3000円台を回復しました。
4月2日の日経平均株価は、前日の米国市場の上昇の流れから朝方に一時5万4258.48円まで上昇しました。しかし、日本時間午前10時ごろから行われたトランプ大統領のテレビ演説で、戦争の終結時期について明確な見通しが示されたなったことが失望につながり、相場は急落。1000円を超える下げで一気に5万2500円台を割り込みました。
週末の4月3日は大幅な反発となりましたが、3日は米国がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場となるほか、3月の米・雇用統計の発表を控えていることもあって、やや膠着感の強い相場展開となりました。
来週の日本市場は、イランによるアマゾンなどのデータセンターへの
攻撃の影響もあり、リスク回避姿勢が継続する見通し!
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
5万 ~ 5万5000円
来週(4月6〜10日)の日経平均株価は、引き続き中東情勢やトランプ大統領の発言をにらんだ相場展開になりそうです。
前述したように4月3日は米国市場が休場になることで雇用統計の結果を受けた米国市場の反応を確認することができないことから、週明け6日の日本市場は方向感が掴みにくくなりそうです。
4月7日は週明け6日の米国市場の影響を受けやすいほか、週後半には米国の個人所得や個人消費支出(PCE)などの発表が控えており、これらを受けた米国市場の動向に影響されやすいでしょう。
中東情勢については、終息に向けた動きは期待しにいくところです。また、イランの革命防衛隊は4月2日、バーレーンにあるアマゾン・ドット・コム(AMZN)やアラブ首長国連邦(UAE)のドバイにあるオラクル(ORCL)のデータセンターを攻撃したと発表。米国が降伏するまで攻撃を継続すると報じられており、民間企業への被害拡大が警戒される状況のなかで積極的な売買は手控えられそうです。
【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
イーグランドが+137.09%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップはイーグランド(3294)でした。3月31日に西武ホールディングス(9024)系の西武不動産によるイーグランド株の公開買い付け(TOB)に対して賛同の意見を表明。TOBの買付価格は1株につき4858円で、これにサヤ寄せする形で上昇しました。
値上がり率2位のW TOKYO(9159)は3月27日、SBIホールディングス(8473)と資本業務提携契約を締結したと発表。SBIホールディングスは議決権ベースで5%以上のW TOKYOの普通株式の取得を検討している、との内容が材料視されました。
値上がり率3位のトライアイズ(4840)は3月30日、経営陣の刷新に伴い、これまでの投資戦略を抜本的に見直していると発表。発表後に下げる場面も見られましたが、その後はストップ高を交えての上昇となりました。
一方、今週の値下がり率ランキング1位はビーマップ(4316)。東京証券取引所が3月31日、上場維持基準に適合しないためビーマップの上場廃止を決定し、整理銘柄に指定すると発表したことが嫌気されました。上場廃止日は10月1日となります。
値下がり率2位のブイキューブ(3681)は3月31日、監理銘柄(確認中)へ指定されたと発表。4月30日までに有価証券報告書の提出ができなかった場合、ブイキューブは整理銘柄に指定された後、上場廃止になります。なお、同日発表した2025年12月期の連結決算では営業赤字幅が拡大しています。
| ■今週の値上がり率 トップ5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | +137.09 | イーグランド(東S・3294) |
| 2 | +72.56 | W TOKYO(東G・9159) |
| 3 | +57.21 | トライアイズ(東S・4840) |
| 4 | +51.75 | HPCシステムス(東G・6597) |
| 5 | +39.10 | Olympicグループ(東S・8289) |
| ■今週の値下がり率 ワースト5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | −74.50 | ビーマップ(東G・4316) |
| 2 | −61.79 | ブイキューブ(東P・3681) |
| 3 | −44.32 | ピクセラ(東S・6731) |
| 4 | −40.66 | シンカ(東G・149A) |
| 5 | −34.05 | ビープラッツ(東G・4381) |
| ■今週の出来高 トップ5 | ||
| 順位 | 出来高(株) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | 1,003,286,800 | ランド(東S・8918) |
| 2 | 985,984,600 | NTT(東P・9432) |
| 3 | 687,568,200 | ジャパンディスプレイ(東P・6740) |
| 4 | 617,468,300 | オンコセラピー・サイエンス(東G・4564) |
| 5 | 470,709,700 | ソフトバンク(東P・9434) |
【来週の主要イベント】
米国のFOMC議事要旨や個人所得、国内のファーストリテイリング決算、
システムエグゼなど3社のIPO(新規上場)などに注目!
来週は以下のようなイベントが予定されています。
<4月6日(月)>
◆システムエグゼ(548A)東証スタンダード上場
◆決算:ネクステージ(3186)、不二越(6474)、壱番屋(7630)
◆米3月ISM非製造業景況指数
◆豪・独・英市場は祝日のため休場(イースター・マンデー)
<4月7日(火)>
◆ヒトトヒトホールディングス(549A)東証スタンダード上場
◆決算:三協立山(5932)、放電精密加工研究所(6469)
◆2月全世帯家計調査消費支出
◆2月景気先行指数/一致指数
◆独3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米2月耐久財受注
◆米2月消費者信用残高
<4月8日(水)>
◆決算:エービーシー・マート(2670)、サイゼリヤ(7581)
◆2月毎月勤労統計調査
◆2月国際収支/経常収支/貿易収支
◆3月景気ウオッチャー調査
◆独2月製造業新規受注
◆欧2月小売売上高
◆欧2月卸売物価指数(PPI)
◆米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
<4月9日(木)>
◆ソフトテックス(550A)東証スタンダード上場
◆決算:キユーピー(2809)、イオン(8267)、ファーストリテイリング(9983)
◆独2月鉱工業生産
◆米10-12月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値
◆米2月個人所得
◆◆米2月個人消費支出(PCE)
◆米2月卸売売上高
◆決算:ブラックロック(BLK)
<4月10日(金)>
◆決算:Sansan(4443)、竹内製作所(6432)、良品計画(7453)
◆3月国内企業物価指数
◆中3月生産者物価指数(PPI)
◆独3月消費者物価指数(CPI)改定値
◆米3月消費者物価指数(CPI)
◆米2月製造業新規受注
◆米4月ミシガン大学消費者態度指数
【来週の注目銘柄】
「グリムス」「テスホールディングス」「五洋建設」
の3銘柄をピックアップ!
来週、注目したい銘柄は、この3つです。
| グリムス(2026年4月3日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 電気・ガス業 | 東P・3150 | 2881円 | 13.6倍 | 3.65倍 |
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コスト削減ソリューションへの需要が底堅く推移 太陽光発電システムと蓄電池を主力商材として販売。さらに電力基本料金削減コンサルティングや各種省エネ設備の販売、系統用蓄電池事業などを行っています。エネルギー価格の高騰が警戒視されるなか、コスト削減ソリューションへの需要は底堅く推移すると見られます。また再生可能エネルギーの普及に伴い、エネルギー調整機能としての蓄電池活用への期待が高まっています。株価は3月17日に高値をつけた後は一時調整しましたが、上向きで推移する25日移動平均線を下値支持線としてリバウンド。3月17日の高値2993円の突破と、そこからの一段の上昇が期待されます。 |
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| テスホールディングス(2026年4月3日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 建設業 | 東P・5074 | 623円 | 36.6倍 | 0.92倍 |
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脱炭素化を総合的に支援するエネルギーソリューション企業 エンジニアリング事業とエネルギー供給事業を柱とした企業の脱炭素化を総合的に支援するエネルギーソリューション企業です。設備の導入から運用・保守、燃料供給まで一気通貫で提供。系統用蓄電池やFIP制度を活用した蓄電池併設案件の受注が伸びており、収益を押し上げています。株価は、3月17日につけた高値771円をピークに調整し、一時25日移動平均線を割り込みましたが、その後のリバウンドで同線を回復してきました。まずは3月17日の高値を射程に入れた上昇に期待したいところです。 |
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| 五洋建設(2026年4月3日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 建設業 | 東P・1893 | 1787.5円 | 15.2倍 | 2.63倍 |
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海外実績も豊富な「海洋土木」の国内最大手 海洋土木(マリコン)の国内最大手で、港湾、空港、海底トンネル、橋梁などの大型インフラ建設を得意としています。海外ではシンガポールの政府案件(地下鉄、病院、港湾施設)で50年以上の実績があります。株価は2月12日につけた高値2257円をピークに調整が続いており、3月31日には一時1681円まで売られましたが、直近のリバウンドで75日移動平均線を突破し、25日移動平均線を捉えています。25日移動平均線の突破と、そこからの上昇トレンドへの転換が期待されます。 |
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【※今週のピックアップ記事!】
⇒【日本株】2026年・春の「おすすめ10万円株」2銘柄!証券口座乗っ取りなど金融犯罪の急増が追い風の「カウリス」、自社株買いで1株益が拡大する「いちご」に注目
⇒【米国株】2026年・春以降の「S&P500の値動き予想」と「AI相場の今後の見通し」を解説! 地政学リスクで4~6月は下落も、11月の米・中間選挙後は株価上昇!
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