証券会社比較

「一般信用取引の空売り」ができる証券会社なら、
低コスト&低リスクで株主優待・配当をゲット可能!
「空売り」に役立つ取引ツールの使い方も解説!

2017年4月7日公開(2022年3月29日更新)
久保田正伸
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

 株式投資には、信用取引の「空売り(売建て)」と呼ばれる手法がある。空売りを行って、約定後に株価が下がれば利益になる。空売りの使い方に熟練すれば、株価の上昇局面だけでなく、下落局面も収益チャンスになるのだ。

 では、どんなときに空売りが使えるのだろうか? 実は、相場のタイミングによって、株価が下がりやすい状況が生まれることがある。

 例えば、株主優待や配当の権利を得るには「権利付き最終売買日」の1日だけ保有していればいい。そのため、権利を取った翌日(権利落ち日)には、売りが出て株価が下がるシーンがよく見られる。

 また、新規上場のIPO銘柄は、公開価格を大きく上回る初値をつけた後に、大きく下落するケースがある。下のチャートは、最近上場した4銘柄を無作為に選び、並べたものだ。このチャートのように初値が高騰したIPO銘柄は、その反動で、上場後に下落するケースがよく見られる。

最近上場したIPO銘柄のチャート(2017年3月27日時点)。どれも右肩下がりになっている
拡大画像表示

 また、時価総額の小さな新興市場銘柄の場合、何らかのニュースが出て、株価が乱高下する場合もある。

 こういったケースは、空売りを利用して儲けるチャンス。値動きが激しいので慎重なトレードが必要だが、うまくやれば大きく儲けることができるのだ。

「制度信用取引」の空売りは
高額な「逆日歩」が発生するリスクが

 信用取引は、「制度信用取引」と「一般信用取引」の2種類がある。

 一般的には、制度信用取引のほうがよく利用されている。その理由は、多くの証券会社で取り扱いがあり、利用する際の金利が比較的低いからだ。

 一方、一般信用取引は、制度信用取引に比べると利用の際にかかってくる金利が高く、取り扱っている証券会社も少ない。

【関連記事】
【信用取引入門:第2回】信用取引3つのメリットと松井証券の手数料無料の新サービス「一日信用取引」を紹介!

 制度信用取引で空売りをするとき、ぜひ知っておいてほしい注意点がある。

 空売りは、株券を調達する会社(制度信用取引の場合は、証券金融会社)から株を借りることで、持っていない銘柄を売ることができる仕組みだ。そのため、空売り用に貸す株数が多くなると証券金融会社のほうで株不足になり、「逆日歩(品貸料)」と呼ばれる追加の株式レンタル料が発生する。逆日歩は、空売りの通常費用(貸株料)に追加される。

 逆日歩が厄介なのは、いつ発生するか分からず、場合によっては高騰して予想外の出費を迫られるケースがある点だ。約定した時点で逆日歩がついていない銘柄でも、後から高額な逆日歩が発生することがあるので油断はできない。

 具体的に、逆日歩が発生した銘柄の例を紹介しよう。

 下のチャートの4銘柄はいずれも逆日歩が発生している。信用取引のデータでは、信用売残(信用売りされている残高)が信用買残(信用買いされている残高)を大きく上回っている状況だ。

逆日歩が発生した銘柄の例(2017年3月16日時点)
拡大画像表示

 図の右上、ヤマシンフィルタ(6240)は、このとき1株あたり36.80円の逆日歩が発生した。100株単位なので、1単元の空売りで、逆日歩発生日に3680円の追加費用が必要となる。もし300株空売りしていれば、出費は1万円を超える。

 これで株価が下がっていれば空売りによる利益が出るが、ヤマシンフィルタの場合は株価が上昇している。そのため、空売りしている人は、「株価の上昇」と「逆日歩」の二重で損失が膨らむ辛い状況に陥っていたことになる。

「一般信用取引」は、空売りしても
「逆日歩」が発生しないのがメリット

 それに対して一般信用取引であれば、どんなに人気の銘柄でも、仕組み上、逆日歩発生が発生しない。制度信用取引に比べれば、貸株料が若干高いものの、短期的な売買ならコスト差は気にするほどではないだろう。

 また、一般信用取引では、制度信用取引では取り扱っていない上場したばかりの銘柄や、新興市場の人気銘柄の取引ができる場合もあるのも魅力だ。下の画像はSBI証券の「一般信用売り銘柄一覧」の画面だ。逆日歩が発生している銘柄でも、一般信用売りが可能となっている様子がわかる。

SBI証券の「一般信用売り銘柄一覧」(2017年3月27日時点)
拡大画像表示

「一般信用取引」で空売りができる
証券会社はここだ!

 実は、一般信用取引で買建てに加え、売建て(空売り)もできる証券会社はそれほど多くない。下の表に、一般信用で空売りができる証券会社をまとめた。

一般信用取引で空売りできる証券会社(※2017年3月11日時点)
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
  サービス名 売建可能銘柄数 買方金利 貸株料(空売りコスト)
日計り いちにち信用 3004 1.90%(0.00%) 1.90%(0.00%)
短期 短期(14日) 0 3.90%
長期 無期限 180 3.09% 2.00%
【備考】「いちにち信用」の買い方金利、貸株料は300万円以上の約定で0%。「いちにち信用」では銘柄によって「特別空売り料」がかかる。
【証券会社おすすめ比較】楽天証券公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
  サービス名 売建可能銘柄数 買方金利 貸株料
日計り 日計り信用・HYPER空売り 1011 2.80%(0.00%) 2.00%(0.00%)
短期 短期(15日) 444 3.90%
長期 無期限 132 3.09% 2.00%
【備考】「日計り」の買い方金利と貸株料は、300万円以上の約定で0%。「短期」の日数は新規建玉の建日から起算。「HYPER空売り銘柄」については、別途「HYPER料」が必要となる。
【証券会社おすすめ比較】SBI証券公式サイトはこちら
◆カブドットコム証券⇒詳細情報ページへ
  サービス名 売建可能銘柄数 買方金利 貸株料
日計り
短期 売短(14日) 294 3.90%
長期 長期(3年) 1568 3.60% 1.50%
【備考】「短期」の日数は新規建玉の建日から起算
【証券会社おすすめ比較】カブドットコム証券公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
  サービス名 売建可能銘柄数 買方金利 貸株料
日計り 一日信用取引 846 2.00%(0.00%) 2.00%(0.00%)
短期
長期 無期限 842 4.10% 2.00%
【備考】「一日信用」の買い方金利、貸株料は300万円以上の約定で0%。「一日信用」では銘柄によって「プレミアム空売り料」がかかる。
【証券会社おすすめ比較】松井証券公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券⇒詳細情報ページへ
  サービス名 売建可能銘柄数 買方金利 貸株料
日計り
短期
長期 無期限 346 3.69% 1.90%
【備考】
【証券会社おすすめ比較】岩井コスモ証券公式サイトはこちら

 表内の各スペックは、「日計り(デイトレードのこと)」「短期」「長期」の3つのサービスに分類されている。信用取引の場合、株を借りて取引をしているため、決まった期限内に返済しなければならず、この3つの分類はその返済期限を示している。

 「長期」「日計り」「短期」の順に金利が低く、「長期」のサービスで空売り可能ならば、一番低金利で取引ができる。

「一般信用取引」で空売りするときの弱点は
人気銘柄の在庫不足

 一般信用取引で空売りする場合にも注意点がある。一般信用取引で空売り用に貸す株券は、それぞれの証券会社が調達しているが、人気銘柄ではそもそも株の調達量が少なかったり、在庫切れだったりする場合がある。

 つまり一般信用取引では、逆日歩の心配がいらない分、株の在庫が常にあるとは限らないのだ。在庫切れ対策として、上記の表に掲載した複数の証券会社に口座を開いておけば、人気銘柄でも空売りしやすくなるだろう。

 SBI証券では、一般信用の空売り銘柄の在庫を利用者向けに公開している。先に紹介したSBI証券の画面では、空売り銘柄の在庫について「◎余裕あり」「▲残りわずか」「×受付不可」などと表示されている。在庫状況での銘柄検索や並べ替えも可能だ。

 一方、カブドットコム証券の場合、優待銘柄検索欄を使い、一般信用取引の空売り銘柄に絞った検索ができる。株券の在庫が少ないときは「数量制限あり」と表示され、抽選によって投資家に配分が行われる。

一般信用売りの活用法・その1
株主優待・配当狙いのリスクを抑える「つなぎ売り」

 一般信用取引の空売りは、配当や株主優待の権利取りに使うことができる。信用新規売りと現物株買いを同時に行う手法で、「つなぎ売り」「クロス取引」などと呼ばれる。

 買いと売りを同時に行うことで、値動きのリスクは帳消しにできる。さらに一般信用取引を利用することで、逆日歩発生のリスクもなくせる。一般信用取引の金利(貸株料)は少々高めだが、「つなぎ売り」を行う日数は短期間だし、株主優待は1単元だけ保有すれば権利が得られる銘柄が多いので、金利コストはそれほど高くはならない。

 証券会社のWebサイトで一般信用売りの株券の在庫を見つけられたら、低コスト・低リスクで優待品をゲットできるチャンスと言える。

 なお、「つなぎ売り」に関する詳しい手法は、下の記事で詳しく解説している。

【関連記事】
「値下がりリスクなしで株主優待をゲット!?ネット証券各社で使える「つなぎ売り」のやり方を徹底解説!」

一般信用売りの活用法・その2
上場直後のIPO株や人気の新興市場銘柄の空売り

 一般信用売りができる証券会社を使うと、通常では空売りができない上場したばかりのIPO銘柄や、人気の新興市場銘柄でも空売りできる場合がある。特に、日計り(デイトレード)向けのサービスでは、希少な株券が用意されており、通常金利に追加料金を支払うことで利用できる。

 例えば、松井証券では、最新の「プレミアム空売り銘柄」の情報がトップページに掲載されている。松井証券の「プレミアム空売り銘柄」では「プレミアム空売り料」がかかってくる。「プレミアム空売り料」は銘柄によって異なり、100円、200円程度の銘柄が多いが、1000円前後になる場合もあるようだ。

 最近上場したばかりで松井証券の「プレミアム空売り」で取り扱いがある銘柄と、それぞれ1日あたりの「プレミアム空売り料」は以下の通りだ。

■松井証券「プレミアム空売り」で取り扱いのある銘柄例 ※2017年3月28日時点
 銘柄名(コード) 上場日 空売り可能
になった日
プレミアム空売り料
ファイズ(9325) 2017/3/15 2017/3/28 13.5円
ビーグリー(3981) 2017/3/17 2017/3/27 7.7円
ジャパンエレベーターサービス
ホールディングス(6544)
2017/3/17 2017/3/27 5.8円

 一方、SBI証券の「HYPER空売り銘柄」では、「HYPER料」がかかる。

 SBI証券では、IPO銘柄について「最短で上場後翌営業日からすぐに取引できる」という。試しに、執筆時点で前日に上場したティーケーピー(3479)ズーム(6694)をチェックしてみると、確かに「HYPER空売り銘柄」となっていた。売建受注枠欄には「◎余裕あり」「▲残りわずか」などと表示されており、上場翌日からすでに空売りが可能だった。

ネット証券の無料ツールを活用して
空売り銘柄を見つけよう!

 ネット証券の無料ツールで、空売りのチャンスが来ている銘柄を探す方法を紹介しよう。

 ひとつは、チャートの形状から銘柄を検索する方法だ。使うツールは、SBI証券の「チャート形状検索」か、松井証券マネックス証券の「チャートフォリオ」で、どちらもほぼ同様の機能となっている。

 SBI証券の「チャート形状検索」では、売建可能銘柄に絞って銘柄検索が可能となっている。検索結果(下の画面)では、「無(無期限)」「短(短期)」「日(日計り)」「H(HYPER空売り)」などと信用取引の区分が表示されている。一般信用取引で空売りできる銘柄を見分けて、注文画面まですぐに遷移できるしくみになっている。

SBI証券の「チャート形状検索」の画面(2017年3月29日時点)。売建可能銘柄に絞った銘柄検索が可能だ

 さらに、デイトレードに適した銘柄の中から、一般信用売り銘柄を探す方法を紹介しよう。

 SBI証券の会員ログイン後のサイトでは「HYPER空売り銘柄一覧」が表示できるが、この一覧は並べ替えが可能だ。

 例えば、「ティック回数」の多い順番に並べ替えてみよう。「ティック回数」とは、約定回数のこと。ティック回数が多ければそれだけ頻繁に取引が行われている人気銘柄と考えられる。また、「騰落率」で並べ替えれば、高騰している銘柄を発見できる。こういった銘柄をチェックし、タイミングを見計らって空売りする投資法が考えられる。

SBI証券の「HYPER空売り銘柄一覧」でティック回数の多い順に並べてみた(2017年3月30日時点)。騰落率の高い順などで並べ替えて、空売りチャンスが来ている銘柄を発見しよう
拡大画像表示

 一方、松井証券の無料トレードツール「ネットストック・ハイスピード」では、最近、デイトレ関連のランキング情報が新設された。ランキング中で「プレミアム空売り」銘柄は「P」という文字が表示される。

松井証券の無料トレードツール「ネットストック・ハイスピード」では、「デイトレ適性ランキング」「寄り前気配ランキング」「Tick回数ランキング」の表示が可能(2017年3月29日時点)
拡大画像表示

 トレードツールなので、チャートと同時に表示できるのもメリット。ランキングの中で空売りできる銘柄を絞り込んで、それぞれの値動きをチェックしていく、といった使い方ができそうだ。

「一般信用取引」で空売りする際は
リスクヘッジを忘れずに!

 ここまで、一般信用取引で空売りできる証券会社や空売りが利用できるシーンなどについて紹介してきた。

 ある銘柄が下落に向くパターンは、自分なりに調べてみれば、他にも色々見つかると思うので、信用売りに興味がある人は自分なりに研究してみるといいだろう。

 ただし、新興市場銘柄や上場直後のIPO銘柄などは、値動きが激しくハイリスクになりがちだ。想定外の値動きをした時にはすぐに損切りするなど、対処法をあらかじめ準備した上で、上手に下落局面を収益に結びつけていただきたい。

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
 つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2024年4月3日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円 2557本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
2023年10月2日約定分から、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)にすることを発表! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立の際、楽天カードを使うと0.5〜1%分、楽天カードでチャージした楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。「2024年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では総合1位を受賞。
【関連記事】
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
楽天証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2579本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。2023年9月30日発注分から、国内株式の売買手数料の完全無料化を実施! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。「2023年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」において14度目の総合 1位を受賞した。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
【SBI証券の関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBI証券の公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1874本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。なお「2023年 オリコン顧客満足度調査」ネット証券初心者部門にて第1位を受賞している。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
【関連記事】
◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・松井証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1761本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約5000銘柄の米国株や2600銘柄以上の中国株を売買できる。米国株は最低手数料が0ドル、中国株は手数料が業界最低レベルとコスト面でもおすすめ。また、投資信託の保有金額に対し、最大0.08%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、今後はdポイントやdカード決済、d払いアプリとの連携、ドコモショップを利用したサービスなどが予想される。
【関連記事】
◆マネックス証券は「マネックスカード」での積立投資で1.1%分のポイントが貯まってお得! クレジットカードを利用して、投資信託を積立投資する方法を解説!
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!

◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・マネックス証券の公式サイトはこちら
【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1798本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「HDI格付けベンチマーク」2023年の「問合せ窓口」「Webサポート」の両部門において、最高評価の三つ星を獲得した。 
【関連記事】
◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは?
◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・auカブコム証券の公式サイトはこちら
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 131本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。また、27歳以下なら現物株が売買手数料が無料で取引できるのもメリット。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
【関連記事】
◆GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現!
◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説!
◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に!
◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 28本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。「2023年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では「取引手数料」において9年連続で1位を獲得!
【関連記事】
◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった!

◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
【SBIグループに入ってIPO取扱数も急増!】
SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人全員に
現金2000円プレゼント!関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!SBI証券の公式サイトはこちら
お得な限定キャンペーン! もれなく2500円プレゼント 株の売買手数料がお得!
SBI証券の公式サイトはこちら!
SBI証券
新規口座開設+条件クリアで
もれなく2000円プレゼント!
岡三オンライン証券の口座開設はこちら!
岡三オンライン証券
1日定額プランで
手数料を大幅値下げ!
松井証券の口座開設はこちら!
松井証券
1日50万円までの取引
なら売買手数料0円!
ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1関連記事 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!関連記事 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ関連記事

「はじめてのNISA」は、野村アセットが“低コスト”を 追求した投資信託! 信託報酬率に加え、総経費率でも 業界トップクラスの低コストを期待できる理由とは!?
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
マネックス証券の公式サイトはこちら 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
SBI証券の公式サイトはこちら! 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

配当&株価が10倍株!
NISA投信グランプリ
ふるさと納税

6月号4月19日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[配当&株価が10倍になる株!]
◎第1特集
配当&株価が10倍になる株!
10年持ちっぱなしで「配当が10倍」になる株や「株価10倍」になる大型優良株を発掘
・誰もが知ってる大型株・優良株で実現
・新興国に進出/AI・半導体/
高齢化・人手不足/環境・EV
・番外編:1年で株価2倍になる株


◎第2特集
ダイヤモンド・ザイ
NISA投信グランプリ2024

2回を迎える、投資信託のアワードを発表!
NISAの投信選びや保有投信のチェックに最適

・NISAで運用できる投資信託のみが対象
・個人投資家が選びやすいよう、本数は30本のみ!
・個人投資家がわかりやすい部門で表彰


◎第3特集
ふるさと納税 日本3大グルメ&生産地
返礼品60 

日本3大和牛、3大地鶏、といったブランド食品や、日本3景、3名泉のベストグルメ、大注目の魚介、フルーツの3大産地の返礼品などを紹介

◎第4特集
FXで1億円!
年億稼ぐトレーダーの「神トレ」大公開!

ドル/円が34年ぶりの安値更新など、活況の為替市場。
FX界隈では、1年で「億」を稼ぐ「年億」の個人投資家が続々誕生しています。その手法を、わかりやすくお届け


◎【別冊付録】

いつまでたっても始められない人に贈る
新NISA「超ラク」スタートBOOK
完ペキさを求めてなかなか始められないより、「ラク」に「早く」始めたほうが、結果的にオトク
なかなか始められない人向け、ぐうたら指南書


◆出遅れJリートに投資チャンス! 利回り4~5%台投資判断&オススメJリート 
◆おカネの本音:渋澤 健さん
◆10倍株を探せ! IPO株研究所
◆マンガ恋する株式相場「コンビニがGAFAの一角に!?」
◆マンガ「昭和のボロ空き家はそのまま貸せばいい!?」
◆人気毎月分配型投信100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!



「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報