現在の7thモデル
“史上最高のゴルフ”
ボクのゴルフ・ファン歴は長い。1stモデルが登場して以来のファンだ。1stモデルの姿はいまでも「最高だ」と思っている。中でも“ブラックビューティ”と呼ばれた、赤のアクセントが鮮やかな黒のGTIは、ずっとヒーローであり続けている。
1st・GTIは日本未発売だった事情もあって買いそびれた。しかし2ndモデルのGTIは、日本の誰よりも早く購入した。
2nd・GTIが登場してすぐドイツに試乗に行ったのが決定打。FF車ではあり得ないほどの強烈なトラクション性能に一発でノックアウトされ、早々に「買う」と決めた。正規輸入が待ちきれず、特殊なルートから手に入れた。
基本的にゴルフ好きは変わらなかったが、3rdから5thまでの3世代には少し腰が引けた。
全体的な品質感は停滞していたし、走りにも強く引かれるものはなかった。ゴルフから徐々に心が離れはじめた。そんな状態にストップをかけたのが6thモデル。品質が大きく向上し、GTIは“本来あるべきパフォーマンス”を取り戻した。
現在の7thモデル(2017年5月のマイナーチェンジ後は7.5thとも呼ばれている)は、“史上最高のゴルフ”だとボクは思っている。