米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは24日、共同創業者の1人で前CEO(最高経営責任者)のトラビス・カラニック氏が12月31日付で取締役を退任すると発表した。カラニック氏は発表文で「2010年代が終わり、会社が上場した今、自身の現在のビジネスと慈善活動に集中するのにふさわしい時期だと思う」と述べた。カラニック氏はここ数週間で保有するウーバー株の9割超に当たる25億ドル(約2700億円)余りを売却していた。カラニック氏は17年にウーバー株主によってCEOを解任された。