米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは試験的に、カリフォルニア州の一部運転手が独自に料金設定ができるようにする。カリフォルニア州では、運転手などを独立した請負業者ではなく従業員に分類する「ギグエコノミー法」が今月1日から施行。反発するウーバーは、運転手の独立性を強調する動きに出ている。今回の試みは21日に開始。関係者によると同州サンタバーバラ、パームスプリングス、サクラメントの各空港から乗客を乗せる運転手は、ウーバーが設定する料金の最大5倍の料金を徴収することができる。ウーバーはメールで「乗客から徴収する料金に関し運転手により大きな決定権を与える」ための「初期の実験」を行っていると述べた。
ウーバー、運転手による独自料金設定の実験 加州法に対応
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