コロナ禍で社会と産業は激変した。勝ちモデルは消失、退場待ったなしの企業が続出している。あらゆる業界と企業が立ちすくむ今、古今東西の経営戦略に精通した外資コンサルが、コロナ後の変化の本質と生き残り方を全力で解明する。特集『外資コンサル総力解明 7業界の生存戦略』は、6月22日(月)から29日(月)まで、全12回の連載で配信。主要7業種の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)は、各業界関係者なら保存必須だ。
#1 6月22日(月)配信
コロナ後に勝つ企業「たったひとつの条件」、トップコンサルが明かす
【対談前編】杉田浩章ボストン・コンサルティング・グループ代表×入山章栄早稲田大学ビジネススクール教授
あらゆる企業を襲うコロナショック。業種によって起こる現象はさまざまだが、生き残れる企業がやっていることは実は「一つ」だという。ボストン・コンサルティング・グループの杉田浩章代表と早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授が、アフターコロナに生き残れる企業の条件を徹底激論。#1は対談の前編だ。
#2 6月22日(月)配信
第2のレナウンを回避せよ、アパレルの存亡は過剰在庫と消費急変で決まる
【提言】ローランド・ベルガー:福田稔パートナー
コロナ禍の打撃が甚大だったアパレル業界。老舗のレナウンが経営破綻したばかりか、これまで黒字だった企業も業績が暗転した。アパレル企業は等しく、存亡の機に立たされている。アパレル業界のコロナショックの大きさと構造問題、そして生き残るための戦略を、ローランド・ベルガーが提言する。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#3 6月23日(火)配信
中途半端な管理職はいらなくなる、リモートワークの残酷な現実
【対談後編】杉田浩章ボストン・コンサルティング・グループ代表×入山章栄早稲田大学ビジネススクール教授
業種を問わず、アフターコロナに進む変化の一つに業務のデジタル化がある。会議や意思決定のプロセスをデジタル化する中で残酷にも明白になるのは、管理職のパフォーマンスだ。ボストン・コンサルティング・グループの杉田浩章代表と早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授の激論後編は、アフターコロナを生き抜く上での人材戦略に触れる。
#4 6月23日(火)配信
「外食M&A」が市場縮小で始まる!投資ファンドは4月から業界に熱視線
【提言】A.T.カーニー:関灘茂代表
緊急事態宣言は解除されたものの、外食店の客足は完全には戻らない。それどころか、宅配の定着などにより、既存の市場は縮小が確実だ。低採算体質から脱却して生き残るための戦略を、A.T.カーニーが描く。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#5 6月24日(水)配信
小池百合子都知事にコンサルトップが送った「東京の生存戦略」の中身
アフターコロナに生存戦略が必要なのは、企業だけではない。都市もまたしかりだ。東京都は今夏、知事選挙を迎えるが、そこで問われるのは東京都がエクセレントシティーとして生き残るための骨太な戦略だ。A.T.カーニー日本法人の梅澤高明会長が各界の有志と共にしたためたという、小池百合子都知事への「手紙」の中身とは。
#6 6月24日(水)配信
百貨店・モールの苦境は3年続く、アマゾンに「勝った」老舗デパートに学べ
【提言】ベイン・アンド・カンパニー:堀之内順至パートナー
百貨店、ショッピングモール、コンビニエンスストア――小売りもコロナショックで甚大な打撃を受けた産業だが、その重症度は業態によりさまざま。コロナの打撃の大きさと、インターネット通販との競争・共存を含む未来展望を、ベイン・アンド・カンパニーが大胆に解明。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#7 6月25日(木)
銀行にくすぶる取引先破綻リスク、「アナログ昭和型」企業は苦境に
【提言】ベイン・アンド・カンパニー:斎藤英明パートナー
コロナ禍を受けて、国を問わず世界的に広がった金融緩和。消費セクターを中心とする企業の連鎖倒産を防ぐ狙いだが、あふれ返る流動性は金融ビジネスを着実に変える。アフターコロナに金融業界で進む変化の本質を、ベイン・アンド・カンパニーが企業に示す。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#8 6月25日(木)
不動産激変!首都圏オフィス空室率を驚愕予想、ホテルはこの街でM&A勃発
【提言】A.T.カーニー:向山勇一プリンシパル
不動産業界のドル箱だった首都圏のオフィスビル。これがコロナ禍で大波乱、「満室御礼」状態だった高賃料のオフィスで次々と空きが出始めている。A.T.カーニーは驚愕の空室率を予想するとともに、この局面で生き残る方策を示してくれた。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#9 6月26日(金)
電機のコロナ危機はこれから本番、海外競合の「先読み戦略」に活路
【提言】ベイン・アンド・カンパニー:西脇文彦パートナー
外食や小売りといった業界が急降下型の打撃を受けたのに対し、電機業界のコロナショックは一見軽微に思える。だがその実、水面下では30年来の大きな地殻変動が起こっている。ベイン・アンド・カンパニーは豊富な海外事例を示し、国内電機各社が打つべき戦略を提言する。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#10 6月27日(土)
自動車業界を襲うコロナ後の「移動」大激変、生産ライン停止だけでは終わらない
【提言】ローランド・ベルガー:高橋啓介パートナー、山本和一プリンシパル
コロナ禍を受け、米国など世界各地の自動車生産ラインが急停止を余儀なくされた。これだけでも自動車業界の企業にとっては大打撃だが、アフターコロナには、人々の移動の在り方そのものが大きく変わるという。ローランド・ベルガーが語る産業の未来とは。関係者必携の業界の打撃と展望が一目で分かる「ティアシート」(B4判サイズ)付き。
#11 6月28日(日)
「コロナ破綻の本番はこれから」JALも手掛けた倒産弁護士が断じる理由
コロナ禍を受け、外食やアパレルなどの業界で経営破綻が相次いでいる。そして恐ろしいことに、企業破綻の波はまだ序の口、本当の危機はこれからなのだという。JALやマイカル、ヤオハンなど大型倒産に関わってきた業界名うての弁護士が、破綻ラッシュのシナリオを読み解く。
#12 6月29日(月)
7大業界「コロナ後の世界」をコンサル脳で総予測!生存戦略を一気読み
特集の最終回は、外資コンサルによる7業界のアフターコロナ論の総まとめ。コロナショックの傷の深さ、業界の構造問題、隠れたビジネスチャンスを各業界1枚の図表で端的にまとめる。
Key Visual by Noriyo Shinoda