コロナ時代の保険商品ランキング#2Photo:gyro/gettyimages

特集『コロナ時代の保険商品ランキング』(全13回)の#2では、生命保険各社が最もしのぎを削るジャンル、医療保険において、保険のプロ25人が選んだ保険商品ランキングをお届けする。新商品の投入や商品改定によってランキングの順位も目まぐるしく変わるが、保険料払い込み免除特約の範囲の広さで群を抜く、三井住友海上あいおい生命保険はトップを維持できたのか。

「週刊ダイヤモンド」2020年7月4日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

激戦区の医療保険で鍵を握るのは
短期入院保障と補償範囲

 多くの生命保険会社が、商品開発や商品改定で最もしのぎを削る分野――。それが医療保険だ。

 新契約件数は死亡保障を抑えてトップ。加入率は70%超だ(生命保険協会「生命保険の動向(2019年版)」)。それだけに栄枯盛衰が激しく、ライバルの“隙”を突く新商品が続々と誕生している。

 近年のトレンドは入院日数の短期化を受けて保障を手厚くするとともに、長期入院を余儀なくされる三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)や、糖尿病など七大生活習慣病への保障にも万全の備えを用意する商品に人気が集まる。

 早速保険のプロ25人が選ぶ最新の医療保険ランキングの結果を俯瞰してみよう。