干支で占う2022年
「寅年」は大事件が多発
2022(令和4)年の干支は「壬寅(みずのえ・とら、ジン・イン)」だ。
「壬」は「水」の「兄(陽)」、「寅」は「木」の「陽」で「水」が「木」を生じさせる関係にある。干支的に解説すると、「壬寅」は、前年の「辛丑」の年に表舞台に立ったものの伸び切れないでいた新たな勢力がようやく伸長する可能性を意味する。
これを元に22年を占うと、日米でいえば、バイデン政権や岸田文雄政権が米議会中間選挙や参院選を経て、政権の安定を確保する可能性があり、秋に中国共産党全国代表大会で習近平体制が一段と基盤を強めるなどの動きが予想される。
果たしてそうなるのか。
これまでも「寅年」は、朝鮮戦争やキューバ危機、チェルノブイリ原発事故など世界的にも大事件が起きてきた。激動が起こり得る年だ。