人気リアルスポーツセダンが第2世代に進化した。新型WRX・S4は東京モーターショーで注目を集めたVIZIVパフォーマンス・コンセプトの市販車。2.4L水平対向ターボ(275ps/375Nm)を搭載し、アグレッシブなスタイリングは空力を徹底追求。ラインアップはSTIスポーツRとGT-Hを基本にアイサイトXを装備したEXを用意する。
いよいよ待望の日本仕様
WRX・S4がデビュー
WRXはWRC(世界ラリー選手権)での勝利を目指して生まれたインプレッサWRXをルーツとする4WDスポーツ。2014年にSUBARU(スバル)のハイパフォーマンスを象徴する独立モデルに発展した。2ndモデルとなる新型は、2021年9月に米国で初公開。いよいよ待望の日本仕様WRX・S4がデビューする。従来のWRXは、CVTのWRX・S4と、6速MTのWRX・STIの2シリーズだった。新型も将来的には6速MTのSTIモデルをラインアップ予定だ。
新型のパワーユニットは2.4Lの水平対向4気筒ターボ(275ps/375Nm)。ラインアップはGT-H/GT-H・EX/STIスペックR/STIスペックR・EXの4グレード構成。EX系は“アイサイトX”を装備する。プラットフォームや足回りなどは好評のレヴォーグと共通点が多い。開発スタッフもレヴォーグとオーバーラップする。