イタリアンコンパクトBEVが日本に上陸した。500eは完全新世代。118psのモーターを積み、一充電当たりの走行距離は335km。お洒落な造形が最大の魅力だ。
新設計の新型500、細部まで入念
さすがイタリア車の出来
イタリアンコンパクトカーの代表格、フィアット500が電気自動車(BEV)の500eに進化した。既存の500を電動化したわけではなく、プラットフォームもボディも新設計した新型500である。
全長×全幅×全高3630×1685×1530mmというボディサイズは、5ナンバー枠に収まりつつ従来比で少し拡大した。スタイリングは500らしさをそのままに、上半分を輪郭だけにしたヘッドランプなど、新しいデザイン要素を取り入れている。