世界三大投資家と称される著名投資家のジム・ロジャーズ氏を、国際ジャーナリストの大野和基氏が直撃。「日本株を全て売った」のはなぜなのか。また中国株は売ってはいけないワケとは?稀代の勝負師の投資戦略に迫る。(取材&撮影:国際ジャーナリスト 大野和基)

#3 TOPIC
・「中国株を売ってはいけない」
 世界三大投資家が読む中国経済の行方
・バフェットの逆張り
 「日本株を全て」売り払った理由
・1ドル=200円
 空前の為替ショックが日本を襲う?


※このインタビューは2023年10月4日に行われたものです

ジム・ロジャーズ
ウォーレン・バフェット ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。米国アラバマ州出身、イエール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、1970年代に投資ファンドを設立し驚異的な利益を上げる。株式や債券 為替など金融市場への造詣が深くその投資判断に大きな注目が集まる。
大野和基(おおの・かずもと)
東京外語大英米学科卒業後、1979年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学んだ後、ジャーナリストの道に進む。以来、国際情勢の裏側や医療問題に関するリポートを発表するとともに、世界的な要人・渦中の人物への単独インタビューを次々とものにしてきた。芸能ゴシップから国際政治経済モノまで、すべてを等距離に置くことをモットーとする。単独での海外現地取材が圧倒的に多く、年間フライト数は80回を越える。現在、週刊現代、VOICE、正論などをメインに活動すると同時に、著名人インタビュー本や英語学習本など数々のベストセラーも生みだしてきている。また、オノ ナツメの『Coppers 1』に出てくる中野というジャーナリストのモデルになっている。