カタカナ語を多用する応募者は
人事にどんな印象を与えている?
アグリー、アジェンダ、エビデンス、パーパス……。ビジネスの世界では次々に新しいカタカナ語が登場し、流行語のように飛び交います。特にITスタートアップや外資系企業、コンサルティング企業などでは使われる頻度が高いでしょう。
では、転職面接の現場で、カタカナ語は有効なのでしょうか。本気で言っているのかは分かりませんが、SNSを眺めていると「受け答えでカタカナ語を織り交ぜると優秀に見える」という声がありました。その半面「耳障りである」「薄っぺらい」という反応も見かけました。
議論が分かれている状況に鑑みると、自己ブランディングの一環で、面接でカタカナ語を使うべきか真剣に検討している人がいるのかもしれません。
そこで今回は、「転職面接でカタカナ語を連発する人」の本当の評価について、プロの目線から解説します。志望動機を聞かれた転職候補者が「御社のビジョンにアグリーしました」などと答えたとき、面接官にどんな印象を与えるのでしょうか――。