東京海上日動の社長に城田宏明氏
広瀬伸一氏は代表権のない会長へ
Q 12月20日夕刻に、東京海上ホールディングス(HD)の中核事業会社、東京海上日動火災保険の社長人事が発表されました。2024年4月1日に広瀬伸一社長が代表権のない会長となり、城田宏明執行役員営業企画部長が社長に昇格するとのことで、サプライズ人事だと話題になっていますね。
A 城田氏が社長とは驚きでした。東京海上社内でも驚きの声だらけでしたね。なにせ、城田氏が執行役員になったのは22年4月のことですので、役員になってからわずか2年で社長昇格ですからね。それに執行役員とはいえ、軸足は営業企画部長にあるわけですから、相当な抜擢人事ですね。
Q 城田氏は1992(平成4)年入社ですので、まだ54歳とお若いですね。しかも、33人抜きだとか。
A これまで東京海上は60歳あたりで社長になるケースが続いていましたので、だいぶ若返りますね。33人抜きといえば、どうしても同業他社をほうふつさせますが、年上の役員がたくさんいるのでやりにくいのは間違いないでしょう。
Q そのことについて東京海上HDの小宮暁社長と城田氏は何と言っていたのですか。