「PdM」に「CHRO」…
「新しい職種」に就くにはどうすれば?
テクノロジーが急速に発達し、世の中が大きく変化しつつある現代では、企業が求める人材も短期間のうちに激変します。
従来は存在しなかった職種が誕生することも多々あります。データサイエンティストやAI(人工知能)エンジニアといった職業が脚光を浴び始めたのは、比較的最近です。
この構図は過去にも当てはまります。そもそもインターネットが普及する前は、上記の職種はおろか、ウェブデザイナーやウェブエンジニアといった仕事もこの世に存在しませんでした。
こうした時代の変遷を踏まえ、本連載では前回、現代のビジネス界で「引く手あまた」となっている職種を四つ紹介しました。
(参考記事:「ぜひウチに!」転職市場で今、ひっぱりダコの人材4選を解説、転職コンサルの最注目は?)
詳しい説明は前回記事に譲りますが、その4職種とは「DX関連人材」「PdM(プロダクトマネージャー)」「女性管理職」「CHRO(最高人事責任者)」です。このうち女性管理職を除いた三つは、従来にはなかった「新しい職種」だと言えます。
ビジネスパーソンにとって需要の高い「新しい職種」に就くことは、キャリア形成の大きなチャンスになり得ます。
ですが、これらの職種が誕生してから日が浅く、従事するノウハウはあまり知れわたっていません。「新しい職種」に就くには、どうすればいいのでしょうか。そのために必要な考え方を、プロの目線で解説します。