V8エンジンに残された時間はそう長くはない
![【試乗記】ランドローバーのアイコン「ディフェンダー」に追加された「本格オフローダー×V8エンジン」がクルマ好きを魅了する理由](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/500/img_2e8ab46fe4dd932f45f0d16f3c7b5e2d274935.jpg)
エクステリアでは、22インチの大径アルミホイールを装着し、その奥にはブラックに塗装されたブレンボ製のブレーキキャリパーがのぞく。リアまわりを見ると、エキゾーストパイプが4本出しになっている。V8のエンブレムはボディサイドにさりげなく配されているだけで、派手な演出があるわけではなく、見る人が見ればわかるといった差別化が図られている。
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インテリアデザインはベースモデルとかわらないものの、スエードクロスのステアリングやレザーと人工スエードのダイナミカを組み合わせた表皮のシートなど、最上級グレードにふさわしい仕立てとなっている。シートに腰掛けると着座位置が高く、視界はとても良好だ。シフトレバーはダッシュボード上に配置されており、左手をのばせばちょうどいい位置にあって操作しやすい。その脇には、ランドローバーお得意の走行モードシステム「テレインレスポンス2」の操作ダイヤルなどが備わる。V8専用のセッティングとなっているようでオンロードをはじめ「草地/砂利/雪」「泥/轍」「砂地」といった悪路のシーン別に最適制御してくれるすぐれものだ。