婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられています。ですが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえませんよね! 今回はその中から、食事で気をつけることについて紹介します。

お寿司のしょう油のつけ方

お寿司にしょう油をつけるとき、育ちがいい人はしないことPhoto: Adobe Stock

カウンターでいただくお寿司は、絶妙な量の煮切りしょう油をつけて供されることがほとんどですので、そのまま召し上がれます。
では、小皿に入ったおしょう油はどのようにつければよいでしょうか。

まず、気をつけていただきたいのは、おしょう油をご飯の部分にはつけないということ。
水分でお米が崩れ、しょう油皿の中に一粒二粒お米が残ってしまうのは見た目によくないものです。

おしょう油をつけるべきところはネタですので、お箸でいただくのならお寿司をいったん90度横に倒し、その状態で横からお箸で挟み、小皿のおしょう油につければ、ネタだけにおしょう油をつけられます。

絶対に避けたいのは、ネタをはがしておしょう油をつけてからご飯の上に戻すこと。握り手の方に大変失礼ですし、お行儀が悪い所作となります。

「これがマナーです」と明確な決まりがあるわけではないことでも、適切なふるまい方、美しい所作を知っている人が、育ちがいい人です。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!