まちぐゎーでゆんたくしながら
地元素材で伝統料理を作ってみる

3.まちぐゎーぶらぶら&料理体験

レトロな商店街を歩きながら食材を見て回るレトロな商店街を歩きながら食材を見て回る

 4〜7月にかけて、沖縄ではたくさんの島野菜やトロピカルフルーツが市場の軒先をにぎわします。那覇の国際通りそばにある那覇市第一牧志公設市場を中心とした一帯は、「まちぐゎー(市場)」と呼ばれる沖縄の台所! 本土ではあまり見かけない沖縄ならではの野菜が並んでいる様子が見られます。

よんなーフード」では、琉球料理の研究家であり市場の達人でもある嘉陽かずみ先生と一緒にまちぐゎーを回り、伝統料理を作る料理体験を催行しています。市場の人とゆんたくしながら食材を買い、さらに料理までしちゃうというスペシャルなツアー。絶対おすすめです。

よんなーフード
住  所  那覇市寄宮2-5-8(リブラハウス303)
電話番号 098-832-7747
催行時間 10:00〜、16:00〜(所要2時間30分〜3時間)
定休日  不定休
料  金 スタンダードコース1名8800円(2名以上参加の場合、要事前予約)
スタンダードコースではゴーヤーチャンプルーやラフテーなど計5品を作るスタンダードコースではゴーヤーチャンプルーやラフテーなど計5品を作る

4.沖縄そばの最前線を探る

豚の三枚肉や軟骨ソーキののった「海と麦と」の海麦そば豚の三枚肉や軟骨ソーキののった「海と麦と」の海麦そば

 最近の沖縄そばには、革命が起きています! 元々沖縄そばはあらかじめ蒸したり茹でた麺を使うのが一般的でしたが、生の麺を使い、注文が入ってから茹でて提供するスタイルが流行っています。生麺だから、食感はつるつる&シコシコ。これまで食べていた沖縄そばの常識が覆されるおいしさです!

 北部の本部町にある「海と麦と」は、元フレンチシェフの渡辺さんが自ら麺を仕込んでいます。カツオやいりこ、昆布からとるオリジナルスープとの相性も抜群ですよ。店によっては従来のゆで麺など数種類の麺を用意している場合もあるので、選ぶのが楽しいです。

海と麦と
住  所 海と麦と
電話番号 0980-43-5850
営業時間 11:00〜L.O.15:00、日曜〜L.O.15:30
定休日  火・水曜

5.トロピカルなひんやりスイーツを頬張る

本島北部、やんばるにある大宜味村の美ら島ベリーを使った島いちご黒糖ぜんざい本島北部、やんばるにある大宜味村の美ら島ベリーを使った島いちご黒糖ぜんざい

 とにかく日差しが強烈な夏の沖縄。ひと休みするなら冷たーいかき氷なんていかがでしょう? 昔ながらの沖縄ぜんざいからトロピカルフルーツたっぷりのかき氷までさまざまなタイプが揃っています。

 那覇のまちぐゎーに2023年9月オープンした「ホシのシズク」では、金時豆を煮て作る沖縄ぜんざいの上にふわふわのかき氷、島のイチゴや紅イモを使った自家製シロップがたっぷりのハイブリッドな沖縄ぜんざいを提供しています。イチゴはシロップと果肉の2種類を使用したりと工夫を凝らしたかき氷をぜひ食べてみてください。

ホシのシズク
住  所 那覇市松尾2-24-13
電話番号 098-917-5560
営業時間 11:00〜17:30(L.O.17:00)
定休日  水曜
コスモスに包まれて遊歩道を散策

※本記事は、2024年4月22日現在のものです。