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PRや口コミ、Web、プロモーションなどすべてを統合的に組み合わせて、消費者にメッセージを伝える統合型マーケティング(IMC)を推進するインテグレートでは、新たに二つのタイプのサイト戦略に取り組んでいる。それが 「テーマポータル」と「読者エディター」の活用だ。同社の新しい挑戦についてメディアソリューション部 部長の石川 大氏に聞いた。

トリプルメディアの真ん中にある
「テーマポータル」の仕掛け人

石川 大
メディアソリューション部 部長

 「テーマポータル」とは、複数のメディアが特定のテーマに関するコンテンツを異なる切り口から提供し、盛況感と多彩な内容で多くのユーザーを集めるWebサイトをいう。ユーザーとしては関心ある情報がワンストップで閲覧でき、企業にとっては自社商品の見込み客を獲得するチャンスの場となるメリットがある。このテーマポータルの“仕掛け人”の先駆的存在がインテグレートだ。

 「テーマポータルは、当社が実践するIMC(=Integrated Marketing Communication)の中核をなす『情報クリエイティブ』の一つです」と石川氏は語る。

 「情報クリエイティブ」とは、メディアや広告主が商品の特徴を一方的に発信するのではなく、生活者、メディア、ソーシャル、流通、それぞれの立場の人たちが求める“本音”から導き出される、広告枠にとらわれない、メディアニュートラルな考え方に立ったメッセージ創造の手法だ。

 企業のサイトなどを指す「オウンドメディア(Owned Media)」、おカネを払って広告を掲載する「ペイドメディア(Paid Media)」、マスコミの記事やブログなど第三者が自社商品を取り上げる「アーンドメディア(Earned Media)」を合わせて「トリプルメディア」と称するが、「テーマポータルはこれらの真ん中にあって、情報をまとめる役割を果たします」(石川氏)。

 近年の消費者は企業が自社で発信する製品情報や広告からの情報を素通りしがちな反面、第三者としてのマスコミや同じユーザー目線で語るブロガーらが発信する情報を参考にするケースが多い。テーマポータルでは、こうした消費者オリエンテッドな情報をワンストップで提供することで情報の客観性を高めている。実際、「テーマポータルを訪れる人は、そこにある情報を自分の目線でとらえ、自分に合った情報を探すために何度もサイトを訪れる」(石川氏)という。

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特集デジタル時代のマーケティング戦略2011
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