Keepdataのソリューションや製品は、全て日本発という特徴を持つ。シンプルなコンセプトの独自エンジンにより、超高速ビッグデータ検索/分析を実現し、社内外のデータを利活用。データの見える化を通して、企業の業務改善や新規ビジネスの確立を支援する。同社が目指すのは、Made in Japan(日本品質)の新・社会インフラの提供だ。
澁谷紳一郎 代表取締役社長
日本企業は、イノベーションによるビジネスの創出が求められている。グローバル化する市場で、画期的な開発や戦略を生み出さずに生き残ることは、もはや不可能なのだ。そのためには、ヒト・モノ・カネ・ビッグデータ・知恵など、社内外のデータを統合・見える化し、それを積極的に活用するオープンイノベーションが必要になる。
Keepdataが提供する「KeepDataHub」の導入は、その強力な解決策となる。簡単に説明すれば「KeepDataHub」とは、企業内に散在するさまざまなデータを横断的に統合し、組織全体のデータを収集・分析・共有する手段を革新、リアルタイムの分析・利活用を可能にする“超高速検索/分析プラットフォーム”である。
既存システムはそのまま
データを高速分析・見える化
Keepdataの澁谷紳一郎社長は、「いつでもどこからでもセキュアに利用できる上、リアルタイムな情報処理によって効率的なビジネスイノベーションを創出できます。スマホ・タブレット向けのアプリ開発やカスタマイズなど、IoT/IoEの基盤として、複雑に変化するビジネスニーズにも対応。大きな特徴は、ビジネス上でデータ利活用に必要な機能が一つのプラットフォームに統合されていることです」と、同製品の強みを語る。
Keepdataの設立は2009年。以来、クラウドの基盤となるプラットフォームの開発にこだわってきた。同社の製品の特徴は、全てが独自技術による「純国産」であることだ。「お客さまのニーズやトラブルに迅速に対応し、コスト負担を減らすには、国産自社開発が必要であると考えたのです」(澁谷社長)。
設立当初からいる同社CTOの高橋氏は、「日本企業の『勝力(活力)』になる製品を提供したい。考えているだけでは何も変わらないから『行動』し『変革』する。技術者にとって一番大切なものは、心から『楽しい!』と思うこと。ソフトウェアには『無限の可能性』がある、なぜなら『ニンゲン』が生み出すものだから」と開発者としての思いを語る。